KEIANのタブレットを中学校でも導入する武雄市

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昨年4月に小学校にタブレット端末を導入した佐賀県の武雄市だが、今年は中学校に導入することになっている。小学校で採用したのは、KEIANの格安Android端末であった。中学校ではどうするのだろう。そろそろその情報が出だしているのではないかと思い、調べてみた。すると、武雄市教育委員会は、中学校での機種選定について昨年10月の会合の議事録を公表していた。それによると、中学校でも同じくKEIAN製のタブレット端末を採用したようである。

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高校ではARROWSタブレットがいろいろ問題ななっているようだが、小学校では反転学習にしか利用しないので格安タブレットでも大きな問題は起こらなかったみたい

kpd103r

KEIAN KPD103R

中学校に導入されるのは1,550台

議事録によると、武雄市が設置したタブレット端末導入選定委員会の報告内容の要旨は以下の通り。

  1. 納入企業:株式会社エデュアス(小学校の納入企業と同じ)
  2. 導入台数:1,550台
  3. 導入機種:Android 4.4搭載10インチタブレット端末

議事録には採用機種の具体的なメーカー名や機種については触れていないが、中学校の校長会より『同じ企業での端末を導入することが望ましい』との要望に基づいて選定したことが述べられている。

小学校同様にKEIANのAndroid端末

但し、サイズについては小学校の7インチよりも大きいことが望ましいとの要望を受け、小学校に納入した企業製の10インチ機種に決まったとされている。小学校のタブレット端末はKEIAN製であり、中学校にも同じKEIAN製の10インチタブレット端末が納入されるようだ。KEIANのタブレットを販売しているサイトを覗くと、Android 4.4を搭載した10インチタブレットは、上記画像のKPD103Rというのが見つかった。武雄市に納入される機種か否かは不明だが、発売日は2014年12月でタイミング的には丁度あっている。価格は14,180円で売られていた。

不良品続出は杞憂に終わる?

KEIANの正式社名が恵安株式会社であることから、昨年小学校に採用された時は中華タブレットと紹介するブログも多かった。製造自体は中国だと思われるが、会社はれっきとした日本の企業である。但し、社長は台湾出身とされている。パソコン周辺機器の会社だが、2008年にデジタルフォトフレームに参入して大手家電店での販売も行うようになった。HPには2013年6月期の売上高が21億円となっており、デジタルフォトフレームやタブレット端末でなんとか事業を継続させているようだ。但し、いずれも格安製品で商売を行っていることから、品質についてはかなり問題があるという印象がある。昨年に武雄市で大量採用されたことから、私は不良品が続出するという予測をしていた。しかし、それは杞憂に過ぎなかったようだ。

ARROWSタブレットの容量では足らない

佐賀県の高校は2014年度の新入生からARROWSタブレットを利用しているが、2015年度の新入生からはメーカーを変えるという話を耳にした。具体的にどのような問題があったかは知らないが、富士通製でメーカーとしての信頼性はKEIANより高いことは間違いない。昨年の導入時にはインストールに手間取ったようであり、現在はそれらを全てアンインストールしなければならないことで問題化している。ひょっとするとディスクの容量が少なかったのかもしれない。調べてみると導入したARROWSタブレットの容量は64GBであり、通常のパソコンからすると少なめであることは間違いない。高校のデジタル教科書は東京書籍が充実していると聞いていることから、東京書籍のサイトで調べてみた。すると、東京書籍が発売している高校用のデジタル教科書の全ての容量は、合計で40.3GBとなっている。やはり、ARROWSタブレットの64GBでは足らないようである。

小学校や中学校ではタブレットでデジタル教科書は利用しない

武雄市の小学校の場合、デジタル教科書の閲覧にタブレット端末を使うわけではない。反転授業として自宅で動画などで授業を受けるために利用しており、科目も数学と理科に限られている。高校に比べて利用時間は圧倒的に少なく、機能も動画が見れれば良い程度である。ま、その程度の利用しかしないからKEIANの格安タブレットに落ち着いた訳だが、予定通り中学校まで導入することになったのはこの1年間で大きな問題は起こらなかったということだろう。

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