AppleはiPad miniを生産中止にすることは無い

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Appleは9.7インチサイズのiPadに集中し、7.9インチサイズのiPad miniを生産中止するとのニュースが2月中旬に台湾のメディアが報じた。その時から『あり得ない』と思っており、以下の記事を直ぐに書いた。その後、同様の記事が今年の2月にも報じられ、それをネタにしたブログ記事がネット上にあふれた。しかし、現在でもApple StoreではiPad Airシリーズと共に今までどおり発売されており、生産中止される気配は何処にも見られない。

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iPad miniにはAndroid端末の対抗馬としての大きな任務がある~製品を拡充したのに生産中止はあり得ない

ipad-mini

iPad mini

発売中止の情報の出所が信用できない?

そういえば2月に記事は、『iPad miniの生産を担当しているサプライチェーンメーカーが未だにAppleから発注を受けていないことから、2015年中に新モデルは発表されずに生産中止となる』という内容であった。Appleはこのところ毎年秋にiPhoneとiPadの新製品を投入しており、その頃のことを予測した記事であった。しかし、かなりの台数を生産することは事実だろうが、秋に発売する製品の部品を2月に発注するのだろうか。先を見通すことに長けているAppleでも、それはありえないだろう・・・というのが正直な感想である。しかし、Appple Watchに手を出した最近のAppleをみると、我々とは大きく違った頭脳が支配しているのかもしれない・・・・いや、やはりそれはないだろう。

iPad miniはAndroid端末の有効な対抗馬

台湾のメディアの記事を肯定するブログ記事を読むと、多くの人がiPad miniの販売が不振であることを挙げている。また、その理由として異句同音に指摘しているのは、iPhoneのディスプレイが大型化していることである。昨年秋に発売されたiPhone 6のサイズは4.7インチであり、iPhone 6 Plusは一般にファブレットと呼ばれている5.5インチとなっている。このiPhone 6 Plusが発売されたことから、iPad miniのサイズが不要になったとの認識で一致している。しかし、本当にそうだろうか?iPhone 6 Plusの発売でiPad miniを買わない、もしくは使わなくなったユーザーはいるとは思うが、それがiPad miniという製品そのものを世の中から消してしまうという判断に結びつくだろうか。iPad miniには、これからもAndroid端末と戦うという大きな任務がある。

売れているからこそ製品ラインを充実させた

AppleはiPhone 6 PlusとiPad miniがユーザーを取り合うことを十分に予想していたと思われる。昨年投入されたiPad miniの最新製品は、Touch IDの搭載やカラーオプションの追加などしか手を加えられなかった。これを生産中止の根拠に挙げるブログ記事も見られたが、私はiPhone 6 Plusとバッティングする要素を少しでも減らそうというAppleの方針から出てきたものと考えていた。そしてiPad miniは売れていないのではなく、売れているからこそ製品のラインアップを充実させたのである。iPad miniは2013年よりも低価格帯の製品数を充実させており、低価格帯のAndroid端末と互角に戦う態勢を整えている。そもそも製品のラインアップを充実させるのは売れ筋の製品のテコ入れというのが世の中の王道である。AppleはiPad miniでそれを行っているに過ぎず、生産中止はこれっぽっちも考えていないはずだ。

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