佐賀県でiPad包囲網を構築するMicrosoft

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佐賀県武雄市が導入するタブレット端末は今月中に導入機種を決定することになっているが、現時点では未だ決まっていないようである。ただし、隣の佐賀市では民生委員へのWindowsタブレットの試験的導入が決まっており、Microsoftが佐賀県での攻勢を強めていることが顕著となっている。

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未だ決まらない武雄市のiPad導入?

surface2

Surface 2

今月決まる武雄市の導入機種

武雄市は、今年の4月からは小学校、来年4月には中学校を加えて市内の全児童生徒にiPadを導入することを決めている。導入する機種については今月中に決定するとしていたが、現時点ではその内容は明らかにされていない。武雄市は一部の小学校へのiPad導入を2010年から行っており、イメージ的には学校へのiPad導入の先頭ランナーとなっている。佐賀県は県レベルでも教育現場へのタブレット端末導入に積極的であり、県立高校へは今年の4月の全新入生へのタブレット端末導入が決まっている。

県レベルではiPadをWindowsが逆転

県立高校へのタブレット端末導入は、当初は昨年の4月を予定していたようである。しかし、導入機種の選定に難航し、計画を1年ずらすこととなった。佐賀新聞(2013/1/8付電子版)によると、導入機種はほぼiPadに決まりかけていたという。しかし、対抗馬として前年(2013年)の10月に発売されたWindows端末が急浮上し、導入を1年先延ばしすることになったという。最終的には昨年の7月にSurface PROに決定し、iPadに逆転勝ちという結果に終わった。だから武雄市でiPadの導入という実績があったとしても、すんなり導入機種がiPadに決まるとは思えないのである。

佐賀県でMicrosoftがAppleに逆転勝ち

武雄市が導入するのはiPadか、それとも・・・

ここでもWindows端末を提供

武雄市の導入機種が決まるか否かというタイミングで飛び込んできたのが、冒頭に書いた佐賀市の民生委員へのタブレット端末導入の記事である。記事の中では導入機種名までは書かれていないが、記者発表時に配布されたと思しき図表には

  • 最新OS Microsoft Windows 8.1搭載
  • タブレット端末向けの最新Intel Atomプロセッサー搭載
  • 10.1型・軽量・タッチ対応・ペン付属・防水防塵性能・指紋認証機能

と記述してあり、配布されるのがSurface Pro 2であることは間違いない。ま・・・そもそも、賛同企業の中にMicrosoftとIntelが入っている時点でWindows端末、それもSurface 2ではなくてSurface Pro 2であることは明瞭となっている。

嫌がらせ?、それとも後押し?

ここで特筆されることは、導入されるのは佐賀市の一部地域の民生委員であるが、背後にいるのは佐賀県だということである。今回のタブレット端末配布は民生委員のタブレット端末の業務活用の実証実験であり、最終的には県内のすべての民生委員へのタブレット端末導入を意図したものである。佐賀県は4月から高校新入生にWindows端末を配布(一部個人負担あり)することを決めており、ここでもMicrosoftとタッグを組むことになったのである。このことが武雄市への嫌がらせ(iPadに決まった場合)なのか後押し(Windows端末に決まった場合)なのかは分からないが、武雄市の機種選定に合わせてセッティングされたのは間違いない。

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