武雄市が導入するのはiPadか、それとも・・・

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昨日から下記の記事へのアクセスが急増している。何か進展があったこと思い調べてみると、TBSが昨日のTVニュースで取り上げたらしい。タイトルは「『反転授業』で学習が変わる佐賀・武雄市の小学校が試行」というもの。TBSは8月21日にもNEWS23で「学校が変わる『授業の革命!?”反転授業とは”』」と題して取り上げていた。また朝日新聞も9月24日の朝刊で取り上げており、それを見て書いたのが以下の記事である。

武雄市の反転授業の取組とiPad

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導入機種は来年1月に決定

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武雄市の小学校での公開授業風景

前回の記事以降の動き

前回の記事以降の動きとしては、

  • 9月13日—武雄市のICT教育推進協議会が市長に機種選定の最終答申を提出
  • 10月——-元東京都杉並区立和田中学校長の代田昭久氏が新設の教育監に就任
  • 12月——-タブレット端末導入のための予算を市議会に計上
  • 1月———年内に開催した機種選定委員会の決定に基づき、1月中に機種を選定する

というスケジュールが固まったようである。教育監に就任した代田氏は、先のTBSのNEWSにも出てきたが、武雄市長に反転授業を売り込んだ人物である。スキンヘッドではっきりと自己主張する姿がNEWSでも映っていたが、いろいろと話題の多い人物のようである。代田氏の悪口を書くのが今日の趣旨ではないことから詳しいことは書かないが、何かきな臭い匂いを感じさせる人物ではある。

受託企業となったのはソフトバンクグループのエデュアス

先の記事にも書いたが、武雄市では2小学校に2010年からタブレット端末を導入している。山内東小学校に40台導入したのが最初だが、直ぐに総務省が2010年度の予備費で行った「地域雇用創造ICT絆プロジェクト」に応募して同市の武内小学校と合計で約200台のiPadを導入した。この事業の受託企業となったのは、当時の汐留管理、現在のエデュアスである。汐留管理はソフトバンクの不動産管理を行う企業であったが、企業の事業目的を変更して教育ICT事業に参入してきたのであった。2011年4月に現社名に改めている。社名変更時は東日本大震災直後であり、復興支援がらみで結構名前を売り出していたが、その後は何故か目立たないようにしている。

導入機種は未定

9月に武雄市のICT教育推進協議会が市長に機種に関する最終答申を提出したが、具体的な機種にまで踏み込んだ内容とはなっていない。OSについてはiOS 7以上、Android 4.2以上、Windows 8/RTの4種類を挙げ、ディスプレイサイズについては以下のように提案している。

  • 小学校向けは7インチが望ましい
  • 中学校向けは7インチから10インチと広く考えることが望ましい
  • 特別支援教育向けは7インチから10インチと幅広く考えることが望ましい

Surface Miniは来春発売?

ここで注目されるのは、Windows 8/RTには7インチのディスプレイを搭載した製品が現時点では存在していないことである。7インチ前後のディスプレイを搭載したSurface Miniの発売の噂はあったが、発売は来年春になったという情報が流れている。ということは、武雄市が導入するのは2014年度の新学期からであり、それまでに発売すればSurface 8/RTも間に合うことになる。

高校生は5万円の自己負担

先に佐賀県は来春の県立高校新入生にタブレット端末を配布することを決めているが、機種はおおかたの予想に反してWindows 8搭載タブレットであった。武雄市の先行2小学校ではiPadが導入されているわけだが、すんなりiPadに決まることは考えられない。佐賀県ではタブレット端末導入に際して新入生は5万円を負担することになる。Surface PRO搭載タブレット端末に決めたことから、購入価格は7~8万円になるという。県からの補助が出ても5万円の自己負担は、義務教育ではない高校生であってもタブレット端末導入の対価としては高すぎるといわざるを得ない。いずれにせよ、教育ICTの裏で動いているのは教育とは別のパワーであり、今後も大いに注目すべき分野であるだろう。

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