NEC BIGLOBEのパーソナルクラウド

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NEC BIGLOBEは2009年7月、クラウド環境化において誰もが簡単に使いこなせる環境を「パーソナルクラウド」として実現することを提唱した。そしてそのサービスを実現するためにNEC BIGLOBEが用意したのは、親会社のNECが発売したAndroid搭載タブレット端末であるLife TouchをカスタマイズしたSmartiaであった。 

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デジタルフォトフレームからヒントを得たBIGLOBE

webstation

CamangiのWebstation

iPad以前に発売されたWebstation

NEC BIGLOBEのSmartiaの発売は2010年の12月、AppleのiPadの発売から9ヶ月遅れていた。しかし、冒頭に書いたように、Smartiaの構想は2009年7月には具体化していたものであった。タブレット端末はAppleのiPadが最初の製品と思われがちだが、iPadが出現する前から発売されていたタブレット端末が実際に存在していたのであった。それはNEC BIGLOBEが2010年2月から5月までの3カ月間、クラウドデバイス(NECビッグローブの呼び名)として100名に無償貸与していたタブレット端末であった。それは台湾のCamangi(カマンジ)という企業が2009年12月に日本投入したWebStationであった。

NECBIGLOBEはSmartiaから撤退

NECBIGLOBEは、自らが提供するインターネットサービスを表示する端末として試験的にCamangiのWebstationを採用した。その構想の発表は2009年7月、そしてWebstationを使用しての実証実験は2010年2月のスタート。AppleのiPad発売の国内発売は5月28日であり、その3カ月前であった。しかし、iPadの話題の前にWebstationの影は薄く、年末にNECのLife TouchをベースにしたSmartia発売後も大きな話題になることはなかった。そしてSmartia発売のわずか5ヵ月後の2011年5月、Smartiaの販売を終了させた。

NTT東日本も類似するサービスと端末を提供

NECBIGLOBEのSmartiaは、デジタルフォトフレーム(DPF)からヒントを得て作られた製品であった。Smartiaはテーブルなどに縦置きすることを想定した作りとなっており、DPFと殆ど変わらない姿かたちをしている。ディスプレイはタッチパネルであるが、マルチタッチではない。指やスタイラスペンでのシングルタッチである。BIGLOBEややろうとしたサービスとそれを表示する端末は、NTT東日本のサービスと光iフレームがある。NTT東日本はフレッツマーケットというサービスを提供しており、それを利用する端末として7型のAndroid端末を販売している。しかし、こちらも普及させるのに苦労しているようである。

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