MicrosoftもSurfaceで参入

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
広告
広告336

タブレットはMicrosoftが最初に提唱

iPadはスレート型のパソコンであり、一般にはタブレット端末と呼ばれている。タブレット=Tabletという言葉を最初に使い出したのはMicrosoftであり、 2002年に「Window XP Tablet PC Edition」をリリースしたときであった。その後、各社がタブレットPCに取り組んできたが、世の中に認知されるほどの成果を残す製品は登場しなかった。

Appleは発売と同時にMicrosoftの夢を実現

しかし、AppleはMicrosoftが十年近くかけても実現できなかった世界を、2010年の初代iPadの発売で一挙に実現させたのである。iPadは、発売されて8ヶ月目となる2010年12月、累計販売台数は約1,500万台となった。

MicrosoftがWindows 8搭載タブレット端末を自ら発売

Microsoftは6月18日(米国時間)、タブレット端末Surfaceを発売することを発表した。Microsoftはソフトウェアの開発・販売企業であるとともにハードウェアのメーカーでもある。但し、手がけてきたのは本業のソフトウェアとは関係のないゲーム分野のXboxであり、パソコン周辺機器に分類される携帯デジタルプレーヤーZuneであった。しかし、Surfaceの場合はパソコンの範疇に入る製品であり、Microsoftの最新OSを搭載した製品である。

AppleはUser eXperienceで優位に

AppleはMacとそれに搭載するOSの両方を手がけてきたが、OSをパソコンメーカーに提供することに徹してきたMicrosoftとIntelの連合に大きな差をつけられてきた。しかし、スマートフォンやタブレット端末ではAndroid陣営とともにWindows陣営のはるか先を進んでいる。その最大の要因は、AppleのiPhoneやiPadがユーザーにもたらしているものがUser eXperience(ユーザーエクスペリエンス)であるという点に尽きる。

当初はPlaysForSureでAppleに対抗

MicrosoftはAppleのiPodとiTunes Music Storeが快進撃を続けていた2004年10月、PlaysForSureを提唱していた。AppleはiPod(ハード)とiTunes Music Store(サービス)の一つの組み合わせしか提供できないが、MicrosoftのWM DRMは数多くのハードと数多くのサービスの中から様々な組み合わせを選ぶことが可能となる。それがAppleに対する大きなメリットであることをアッピールした訳だが、iPodとiTunes Music Storeの独走態勢に揺るぎはなかった。

自らがZuneを発売してAppleと直接対決

このことはMicrosoftの主張とはまったく正反対のことが証明されたことになる。AppleはiPod(ハード)とiTunes Music Store(サービス)の一つの組み合わせによってユーザーに優れたUser eXperienceを提供しているが、PlaysForSureではそれが提供できなかったことである。当然Microsoftもそれに気づいており、2006年11月には自らがZune(ハード)を発売、Zune Marketplace(サービス)の提供も開始した。

MicrosoftはSurfaiceで再びAppleと直接対決

デジタル機器が室内や机の上から離れてモバイル化するにつれ、最も重要なポイントとなるのがUser eXperienceである。発売当初のiPhoneと現在のiPadの独走態勢をもたらしたのは、マルチタッチによる操作であることは間違いない。それを可能にしたのはiOSであり、ハードとOS(ソフト)を同時に開発するAppleで初めて実現したものである。Microsoftはスマートフォンでは自らがメーカーとなる道を選ばなかったが、タブレット端末ではSurfaceを発売することを選択した。スマートフォンではSymbianやBlackBerryの市場がAppleやAndroidに奪われたが、タブレット端末ではMicrosoftの本丸であるパソコンの市場が奪われつつあり、自らが乗り出すことで防戦しようとしている。

ms-surface

MicrosoftのリファレンスモデルSurface

広告
広告336
広告336

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする