噂どおりのiPad mini発売

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

Appleは10月23日(米国時間)、7.9型の液晶を搭載したiPad miniを11月2日から発売することを発表した。iPad miniはWi-Fi版と共にWi-Fi+Cellular版も発売され、Wi-Fi+Cellular版は11月下旬の発売。日本ではこれまでのソフトバンクモバイルに加えてKDDIからも発売される。

iPad mini

全てが噂どおりであったiPad mini

広告
広告336

ほぼ全てが発売前の噂どおり

部品関連情報の遮断は不可能

9月に発表したiPhone 5もそうだったが、iPad miniの液晶サイズやデザイン、主な仕様等、発売前に噂された内容どおりのものであった。iPhoneもiPadも発注量は1千万台単位となることから、部品関連の情報を遮断するのは不可能に近い。したがって、かなり早い段階から噂が流れることになる。7月には液晶サイズが7.87型という情報が流れていた。今回の発表では7.9型に丸めているが、7月の情報は正確であったことを証明した。

ディスプレイはRetinaではなかった

iPab miniの最大の注目点は、ディスプレイがRetinaであるか否かというところにあった。事前の噂ではRetinaとなるというものはなく、実際にRetinaではなかった。RetinaはAppleが2010年4月に発売したiPhone 4に搭載した液晶につけられた愛称であり、2012年3月に発売された第3世代iPadや6月発売のMac Book Proにも搭載された。
iPad miniに搭載された液晶の解像度は、iPad 2と同じ1024×768ピクセル。サイズが 7.9インチとiPad 2より1.8インチ小さいことから、1インチ当たりの密度はiPad 2の132ppiより細密な163ppiとなる。

iPad miniの価格は高め

ipad miniの価格は下記の通り。

   Wi-Fi Wi-Fi+Cellular
16GB  28,800円 39,800円
32GB 36,800円 47,800円
64GB 44,800円 55,800円

AppleがiPhoneとiPadの間のサイズとなるiPad miniを発売したのは、その分野にユーザーの一定のニーズがあると判断したことになる。GoogleやAmazonも7型サイズのタブレット端末を投入してきたが、同時に価格を大きく下げてきた。サイズが小さく、更に価格も安いタブレット端末でAppleのiPadの牙城を突き崩そうとしている。そこにAppleが対抗馬としてiPad miniを投入した訳だが、この成否は今後の最大の注目点である。この間、Appleは他社に先駆けて時代をリードする製品を投入してきたが、他社の製品に対抗するために製品を発売するのは、この10年間では初めてのことと言ってよい。

ディスプレイはRetinaであるべきだった

AppleのいPadが独走状態を維持できているのは、明らかにディスプレイがRetinaであることが最大の理由である。iPad miniはRetinaを搭載していないにもかかわらず、価格は16GBで28,800円である。先月国内発売されたGoogleのNexus 7は、16GBでiPad miniのほぼ7掛けとなる19,800円である。更に、Nexus 7の解像度1280×800ピクセルは、インチ当たりの密度で比較するとiPad miniの163ppiよりも細密な216ppiとなっている。1インチ弱大きいタブレット端末に9,100円余計に払うユーザーがどれだけいるのか、筆者には大きな疑問である。

広告
広告336
広告336

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする