3キャリアのiPhone 6/plusが同時にVoLTEに対応

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昨年秋に発売されたiPhone 6/plusが、ようやく日本でもVoLTEに対応する。VoLTEとはLTE回線を使った音声通話であり、これまでの3G回線での通話より高品質となる。米国ではVerizon Wirelessが昨年の発売時からVoLTEに対応していたが、日本では3キャリアともiPhoneではVoLTEに対応していなかった。NTTドコモは昨年6月、KDDIとソフトバンクは共に昨年12月にAndroid端末でVoLTEに対応していたが、ようやく3キャリアが揃ってVoLTE対応することになる。

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AppleはNTTドコモやKDDI、ソフトバンクがVoLTEを導入して問題なく稼動することを確認してiPhone 6/plusをVoLTE対応にした

iphone-6

iPhone 6

3キャリアとAppleの距離は等距離

昨年6月に3キャリアのトップを切ってVoLTEを導入したドコモは、当然のことながらiPhone 6/plusの発売と同時にVoLTEが使えることを望んだハズである。しかし、それは実現しなかったばかりか、3キャリア横並びのVoLTE対応となったことになる。AppleはKDDIとソフトバンクのVoLTE導入とその運用を見極めてからVoLTE対応に踏み切ったことになり、Appleは日本の3キャリアについては等距離の関係で進むことを明らかにしたとも言うことができる。

独自方式を採用したKDDI

VoLTEを導入することで通話とデータ通信を共にLTEで行うことになるが、VoLTE通話が可能なのはVoLTE対応機種同士(かつ同じキャリアの端末)でなければならない。また、同じキャリアの端末同士であっても、相手が3G端末であったり3Gネットワークにいた場合は、自動的に従来の3G回線での通話に切り替わる。したがって、VoLTE対応端末であっても、3G通話機能を外すわけには行かない。KDDIの場合はLTEのエリアを3Gのエリアと同等にまで拡大させたことから、VoLTE端末から3G通話機能を取り去ることを可能にしている。つまり、KDDIのVoLTE端末は、基地局との間はすべてLTEで行う方式となっている。これはKDDI独自の方式であり、iOSを8.3にアップデートしなければならない理由はそこにある(と思われる)。

3キャリア同時のVoLTE対応はAppleからのご褒美

KDDIがVoLTE導入を明らかにした昨年の10月、KDDIの田中社長はiPhoneのVoLTE対応について『相手さんもございますので、いつかはされると思うが具体的な話は遠慮させて頂く』と話していた。導入しようとしていたVoLTEの仕様については、KDDIは事前にAppleにお伺いを立てていることは間違いない。恐らく、この時点でAppleから色よい返事を得ていたことから、この田中社長の発言になったのであろう。日本の3キャリアは、自腹を切ってiPhoneの販売に三つ巴の戦いを行っている。Appleが3キャリアと等間隔の関係を維持し続けるのは、日本の3キャリアのAppleへの貢献への見返りであるのは間違いない。

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