分社化してウォークマンブランドのスマートフォンを発売?

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Sonyは、ウォークマンを擁するオーディオ事業の分社化を計画している。このニュースを聞いただけではSonyが何をしようとしているのかよく分からなかったが、『すまほん!!』の『Xperiaからウォークマン消滅。』という記事を見てようやく気が付いた。Sonyはオーディオ事業をハイレゾを核としてテコ入れしようとしており、ハイレゾ対応スマートフォンは製品化が見込まれる第一候補であるはずだ。Xperiaからウォークマンが消滅したことは、ハイレゾ対応ウォークマンがSony Mobileからは発売されないことを意味している。では何処が出すのか・・・・・分社化した新会社以外考えられない。

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ハイレゾ音源を気軽に持ち出して聴く新しいライフスタイルを提案するウォークマンブランドのスマートフォン

f-series

Androidを採用して2012年10月に発売されたWalkman F Series

Appleは自らがスマートフォンメーカーとなってiPhoneを発売

『すまほん!!』によると、Xperiaのオーディオ再生アプリは、当初は統合メディアアプリ『Mediascape』であった。それが2011年モデルでオーディオは『Music』アプリに分割され、2012年夏モデルからは『Walkman』に変更された。この時Sony EricssonをSonyの100%子会社としており、社名もSony Mobile Communicationsに変更している。私はこの時、Sonyもようやくウォークマンとスマートフォンを一体開発する気になった・・・と思ったものだ。しかし、実態はXperiaにウォークマンブランドのアプリを載せただけであり、AppleがMotrolaの端末にiTunesを搭載したのと大きな違いはなかった。Appleは端末メーカーと提携するだけでは満足のいく端末は開発できないと悟り、2007年には自らが端末メーカーとなってiPhoneを発売したのであった。

携帯端末でダウンロードと音楽の再生ができたガラケー

日本の音楽配信は、一時は携帯電話向けの着うたや着うたフルなどのサービスが9割以上を占めていた。その最大の要因は、携帯電話端末がDAP(Digital Audio Player)の役割をも果たしたからである。また、着うたや着うたフルは携帯電話端末で直接ダウンロードでき、DAPと違ってパソコンを必要としていなかった。現在のスマートフォンは、かつての日本のガラケーとまったく同じ構図で音楽が利用可能となっている。しかし、ハイレゾの場合は、これまでとまったく同じと言うわけにはいかない。ファイルの容量はCDの3倍以上であり、幾ら高速となったとしてもスマートフォンでダウンロードするのは現実的ではない。また、音楽だけに端末の保存容量を使うわけにはいかず、ストリーミングなどのサービスと併用することも考えられる。いずれにしてもハイレゾの大容量ファイルの問題は、技術的な解決策の模索が続くことだろう。

自らがスマートフォンメーカーに脱皮することで生き残る?

音楽のハイレゾ化に伴う問題は様々あるが、スマートフォンとDAPの2台持ちだけは直ぐに対応しなければならない問題である。その解決策は、ハイレゾを普及させようと言うオーディオメーカーが実際に製品化することで実現するしかない。ハイレゾ対応のスマートフォンは、分社化した新会社のベースとなる製品となる可能性がある。ウォークマンのアプリをXperiaに載せる場合、端末の売上はSony Mobileに計上されることになる。オーディオ事業の分社化により得られるメリットは、自らがスマートフォンメーカーに脱皮することしかないだろう。

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