AppleはiPadをファブレットにしてタブレットを再発明

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従来の4インチから4.7インチになったiPhone 6、そして5.5インチになったiPhone 6 Plus。iPhone 5sとこの2台を並べてみると、確かにiPhon 6やiPhone 6 Plusが大きくなったことが実感できる。しかし、iPhone 6やiPhone 6 PlusとiPad miniを比べると(⇒下の画像)・・・・・・・iPad miniのでかさに驚かされる。今日のテーマはタイトルにあるように、iPadをスマホにしたらどう?・・・・・というものだが、iPadを耳につけてスマホのようにして使え・・・・・と主張するわけではない。専用のハンドセットを付けて売れば良いんじゃないの、という趣旨である。

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iPadはスマホの代わりになるタブレット・・・をキャッチコピーに

iphone&ipad

iPhone 6 iPhone 6 Plus iPad mini

iPad miniは通常サイズのiPadの市場を侵食?

先日、iPhoneがファブレット化したことでiPadの市場が侵食されるという記事を書いた。そして、例年通り新製品が発売されるとされるこの年末は、AppleのiPadにとっては正念場となることも述べた。その時、Tim Cook CEOがタブレット市場の将来について楽観的だという記事を見つけたが、ひょっとしたらAppleはiPadのファブレット化を考えているのかもしれないと思いついた。Appleは2012年秋にiPhoneのディスプレイを3.5型から4型に拡大したのだが、SamsungやSonyなどのファブレットと比べるとほんのチョット大きくしたものでしかなかった。その時にはiPad miniを発売しており、AppleはiPhoneより大きな画面のニーズをiPad miniで取り込もうとしたのだろう。しかし、iPad miniが取り込んだのは従来のiPadサイズのユーザーであり、iPad miniが売れた分だけiPadの売上が減少するという事態を招いてしまった。

パソコンとタブレットの2台持ち解消に動く企業ユーザー

一方、パソコン市場をiPadに奪われていることに危機感を持ったMicrosoftは、パソコンメーカーにOSを提供するという立場を打ち捨てて自らがタブレット端末メーカーとなる道を選択した。そしてほぼ1年半の試行錯誤の果て、Microsoftが選んだのはタブレットのパソコン化であった。日本マイクロソフトは7月に発売したSurface Pro 3を「ノートPCの代わりになるタブレット」として売り出しており、企業向けでは結構成功しているようである。という書き方をする訳は、Surfaceの販売実績は家電量販店のPOSデータには含まれていないからである。Surface Pro 3が個人向で売れているか否かの情報は表には出てこず、企業向けの販売動向は日本マイクロソフトが発表しているので目にすることができる。最初はiPadを導入した大塚製薬や北國銀行などがSurface 3 Proに乗り換えるなど、パソコンとタブレットの2台持ちを解消する動きに乗じてそれなりに成功しているようである。

専用の通話用ハンドセットをセットにして販売

Microsoftが採ったタブレットのパソコン化は、SurfaceのOSにパソコンと同じWindowsを搭載し、パソコン用のアプリがSurfaceでも使えるようにしたことを指している。しかし、AppleはノートPCを持運ぶユーザー向けの製品としてMacBook Airを用意しており、ノートPCとタブレットは別物として考えている。結果的にiPadがWindows搭載ノートPCのユーザーを取り込むことはあったが、MacユーザーがiPadに乗り換えることは無かったと思われる。iPadはMacとは別の市場として成長してきたものであり、AppleにとってiPadをパソコン化(=iPadへのMac OS X搭載)するメリットは何も無い。となると、Appleが採りえる方法は、iPadのスマホ化しかないのではなかろうか。ここで言うスマホ化とは、iPadのWi-Fi+Cellularモデルに通話機能を持たせることを意味している。そして通話用の専用機器として、Apple純正のハンドセットをセットにして売るのである。その価格は、従来のWi-Fi+Cellularモデルと同等であるのが望ましい。

スマホとタブレットの2台持ちを解消

iPadに通話機能を持たせ、Appleらしいデザインと機能を持ったハンドセットをセットにすると、スマホを持ち歩く必要はなくなる。つまり、スマホとタブレットの2台持ちが解消されることになり、Surface Proが狙うパソコンとタブレットの2台持ち解消よりもビジネス面での効果はより大きいのではなかろうか。Surface導入で不要となるノートPCは、主として会社のデスク上に置かれているパソコンとなる。これをSurface1台で済ますことによるメリットは、それほど大きいとは言い難いものがある。会社のデスクで使うパソコンとしては、もっと使いやすいキーボードと見やすいディスプレイが欲しいと思うビジネスマンが大半だと思われる。しかし、タブレットのスマホ化で外出時の持ち物が一つ減るとなると、わずらわしさがなくなると共にコスト的にも大きなメリットがあると思われる。

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