iPhoneのドコモメールが、ようやくプッシュメールに対応することになった。ドコモメールはメールが入ってもリアルタイムには端末に通知されず、手動かポーリング(定期受信)するタイミングで通知される。それがメールがサーバーに届くと同時に端末が自動的にメールを取得し、ユーザーに知らせてくれるようになる。実はこのブログで最も読まれているのは下記の記事であり、現在のPV数は6万件を超えている。最近は1日辺りのPV数は200件台になっていたのだが、iPhone 6とiPhone 6 Plusが発売になった19日頃からPV数が3倍以上に伸びていた。
プッシュメールを手放せないガラケーユーザー
ガラケーのキャリアメールはプッシュメール
先の記事の内容は、ドコモがメールをプッシュメール対応とすると発表していたにもかかわらず、対応したのはプッシュ通知と呼ばれるもので、本来のプッシュメールとは異なったものだった・・・というもの。「ドコモ iPhone プッシュ」でGoogle検索すると、その記事が2~3位に表示されていた。iPhoneがプッシュ対応しているか否か・・・ということに関心を持つ人がかなりいたらしく、iPhone 6/iPhone 6 Plus発売に際して最新の情報を求めたものと思われる。恐らく、その多くは従来のドコモのガラケーユーザーなのであろう。これまでのキャリアメールを使い続けたいし、ガラケーで慣れてしまったプッシュメールも手放したくない・・・というユーザー像が浮かび上がってくる。ガラケーのキャリアメールは、スマホが登場する前からプッシュメールであった。
ドコモiPhoneのプッシュメール対応は必須であった
「ドコモ iPhone プッシュ」で今(9月23日18:20)Google検索すると、トップに「ドコモ iphone プッシュ のニュース検索結果」が出てきて私の先の記事は5番目にある。以外に新しい記事はまだ少なく、ほとんどが昨年の年末から年明けにかけての記事となっている。私の記事へのアクセス者のユーザー像が予想通りだとすると、ドコモがプッシュメールに対応したからといってそのことをブログに書く人はほとんどいないだろう。また、殆どのiPhoneユーザーはドコモのキャリアメールは既に捨て去っており、気にもしていないと思われる。ただ、ドコモが本気でガラーケーユーザーにスマホを持たせたいと思っているとすると、まず第一にしなければいけなかったのはプッシュメールへの対応であった。
ドコモはMicrosoftのライセンスを得たのだろうか?
プッシュメール対応をプッシュ通知で済まそうとしたのではなく、iPhone 6/iPhone 6 Plus発売まで伸ばしたのだとすると、何らかの技術的、またはライセンス上の問題があったのかもしれない。以前調べてわかったことは、プッシュメールにはMicrosoftのライセンスが必須となるということであった。ちなみにAndroidはMicrosoftからプッシュメールに関するライセンスを得ており、ドコモメールもデフォルトでプッシュメールに対応している。今回のドコモiPhoneのプッシュメール対応は、Microsoftのライセンスを得て実現したのだろうか?・・・・・この後調べてみることにする。