ドコモはスマートフォンの完全定額制を導入

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ソフトバンクは、4月21日から「VoLTE時代を見据えた」新しい定額プランを開始する。しかし、ソフトバンクはVoLTEそのものの導入開始時期は明言しておらず、一定以上の通話については従量制を残す中途半端な内容となっている。ドコモが6月から導入することが報じられたスマートフォンの新プランは、ソフトバンクとは異なって完全な定額制となっている。キャッシュバック戦争で使われた原資がどこに向かうのかが注目されていたが、ドコモは通話の定額制と家族割などでの料金値下げという方向を打ち出してきた。

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朝日と日経の記事見出しの違いが気になる

docomo

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朝日と日経の視点の違い

ドコモの通話定額制導入のニュースは、朝刊に朝日新聞と日経新聞が掲載した。しかし、朝日の見出しは「ドコモ、初の通話料金定額制 制限設けず スマホ負担額引き下げも」と通話の定額制を前面に打ち出しているが、日経の見出しは「ドコモ、データ通信に家族割 スマホ新料金プラン」となっている。日経の場合は記事の中で音声通話の定額制導入に触れてはいるが、データ通信料の減額の方にスポットを当てた扱いになっている。日経は「ドコモ、音声通話に定額制 14年度メド月1000円軸」という記事を昨年6月に掲載していることから、今回は通話定額制を前面に出さなかったのだろうか。しかし、朝日の場合はソフトバンクの定額プランを念頭にわざわざ「制限設けず」という言葉を挟んでいる。朝日はソフトバンクの定額プランを茶化している訳だが、日経はソフトバンクに遠慮して別の視点からの記事にしたのであろう。

VoLTE=通話の定額制

3月にピークに達した3キャリアのキャッシュバック戦争だが、4月に入ってピタリと止んだようである。キャッシュバック戦争批判の背景には、MNPを利用しない一般ユーザー向けの料金が高すぎることがある。従って、今後はその見直しが注目されている訳だが、その一つのポイントが通話の定額制であった。3キャリアはLTEという通信方式を採用しているが、現在はデータ通信に利用されているだけで音声通話は従来通り3G回線が使われている。LTEで通話をする方式はVoLTE(ボルテ:Voice over LTE)と呼ばれており、LTEのデータ通信を利用するものである。従って、VoLTEの採用はデータ通信定額同様、通話の定額制導入に繋がってくる。

日経にソフトバンクが絡むと・・・・・

そこでソフトバンクは「VoLTE時代を見据えた」定額プラン導入を打ち上げたのだが、ドコものような制限を設けない定額制ではなかった。VoLTE参入時期を明言していないソフトバンクの「VoLTE時代を見据えた」定額プランは眉唾の最たるものであり、それを朝日が茶化すのはジャーナリストとしてはまともな神経だと私は考える。経済紙の日経の場合、ジャーナリズムの一角を占めている存在ではないのだろうか。私の場合は日経の記事については文句が多くなりがちだが、それにソフトバンクが絡むと更にその傾向が強くなってしまう。

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