純増数1位はドコモが奪取、MNP転出も改善

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

2月の携帯電話契約数純増1位は、1月にソフトバンクに取り戻されたドコモが奪取に成功した。また、MNPでは相変わらず転出超過ではあるが、転入数は過去2番目に高い水準となり、転出超過は48,100件という低い水準に抑えることに成功した。尚、MNP転入では、「適切なキャッシュバック」を展開しているKDDIが連続トップを維持した。

広告
広告336

キャッシュバックで反転攻勢に出たドコモ

iphone5s

iPhone 5s

 

純増1位の理由はMVNO

 2月の純増数は、ドコモが267,900件、2位のソフトバンクが266,000件、KDDIが220,500件となっている。ドコもの267,900件のうち、関東甲信越地域で大半の235,800件を稼いでいる。実は以前「MVNOで純増1位はTCAの数字で一目瞭然」という記事で書いたのだが、ドコモはMVNOで稼いだ契約数を関東甲信越地区に含めてTCA(電気通信事業者協会)に報告している。つまり、何処かのメディアが書いたように「地域を絞って販売促進に努めた」ではなく、単純にMVNOで増えただけに過ぎない。

通信モジュールで稼ぐソフトバンク

各社の契約数にはデジタルフォトフレームなどの通信モジュールの契約数が含まれている。それを引くとソフトバンクの純増数は190,000件となり、KDDIの同様の数字である195,400より低くなる。ソフトバンクはデジタルフォトフレームを無料配布していることから、見せ掛けの純増数を多くする操作を行っている。ちなみに通信モジュールの純増数は、ソフトバンクの76,000件に対してKDDIは25,100件、ドコモは3,300件となっている。KDDIの2万台は1年ぶりとのこと、通信モジュールにおけるソフトバンクの数字が飛びぬけて多いのは明らかである。

MNP乞食をバックアップするドコモ

この間、このサイトでは各キャリアがMNPでキャッシュバック攻勢をかけていることを問題にしてきた。キャッシュバック攻勢をかけてきたKDDIの田中社長は、1月の記者会見で「適切なキャッシュバック」という表現を行った。それに対してドコモの加藤社長は、「適切なキャッシュバック」に「やられた」と返していた。やられたらやり返せとばかりにドコモも2月以降はキャッシュバックを大々的に展開してきたわけだが、ドコモ広報部は「2月は1月よりもキャッシュバックを強化したため、MNPも改善しています」とコメントしている。MNPでの転出増を防止するのではなく、他社からの転入増を図ることでその差を縮めようとしている訳である。それはこの間何度も書いてきたように、MNP乞食となることをドコモがバックアップしていることを意味している。何時になったらこのような馬鹿なことを止めるのだろうか。

広告
広告336
広告336

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする