LTEはパケット通信専用で音声通話できない

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LTEという用語が広く出回っているが、LTEはデータ通信専用の規格で音声通話はできないようだ。ドコモが2014年度にもLTEで音声通話が可能なサービスを開始するという記事を見て知った。ではLTEに対応したスマートフォンはどうやって音声通話を行っているかというと・・・・・従来の携帯電話同様に3G回線を使っているのであった。

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この春にもドコモがLTE回線での通話サービス開始?

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VOICE OVER LTE CONFERENCE 2011

パケット通信を高速化したLTE

LTEとはLong Term Evolutionの頭文字を採ったものであり、3Gのパケット通信を高速化した規格となっている。3Gでは音声通話回線とパケット通信回線の2種類の通信が可能だが、LTEではパケット通信だけをより高速化したものである。音声通信は3Gと同じ音声通話回線を使用しており、通話している時はデータも3Gのパケット通信回線に切り替わっている。つまり、現在は異なった2種類の通信方式が並存していることになる。

この春にもドコモがVoLTE開始?

キャリアは2種類の通信方式に対応させるため、2種類の通信設備を構築して運用していることになる。当然のことながら、それを一本化することでコスト削減することが計画されており、その一番手としてドコモがこの春にもLTEで音声通話ができるサービスを開始するとの観測がなされている。そこで用いられる技術は、音声通話を高速なパケット通信で行う方法である。現在、IP電話が各家庭に広まっているが、IP電話はVoIPとも呼ばれている。Voice over Internet Protocolの頭文字をとったものだが、直訳すると「IPを用いた音声通話」となる。IPの代わりにLTEを使うことから、LTEでの音声通話はVoLTEと呼ばれている。

携帯電話でのVoIPがLINE

3Gでは音声通話回線とパケット通信回線の2種類あると書いたが、通話をパケット通信回線で行うことも実際には行われている。代表的なサービスは、急速にユーザーを拡大させているLINEのような無料通話アプリである。LINEなどは、携帯電話を使用するVoIPである。携帯電話キャリアが無料通話アプリの使用を許しているのは、パケット通信料は音声通話とは別に使用料を徴収しているところにある。また、VoIPでの通話の品質は、キャリアが提供する音声通話回線の品質よりかなり劣っていることがある。

音声通話の定額制は始まるのか?

VoLTEのサービスが始まるとすると、音声通話も定額制となる可能性が高い。LTEのパケット通信を使用して音声通話を行うことから、現在のような従量制の料金体系にはそぐわない面がある。但し、LTEという高速な通信回線への設備投資を行っており、LINEのように無料とする訳にはいかない。日経は昨年の6月、ドコモが月額1,000円程度の音声通話の定額制をドコモが検討しているとの記事を流していた。尚、ドコモは日経の報道に対し「・・・・との一部報道がありましたが、当社が発表したものではございません。また現時点において、決定した事実はございません」としている。

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