SIMロック解除を促進するSIMフリー版iPhone

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端末を購入したキャリア以外のSIMが使用できないようした端末をSIMロックフリーとしているところがあるが、それは誤りでSIMフリーとするのが正しいようである。日本ではSIMロックが当たり前となっており、それとの対比でSIMロックフリーという言葉が使われるようになったのだが、欧米では両者が並存してきたという経緯がある。

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SIMロック解除のニーズを生むiPhone

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SIMロックフリーとSIMロック解除の違い

SIMに関する用語として、この二つとは別に「SIMロック解除」というものがある。これはSIMロックして販売した端末のロックを後から外すことであり、これと混同してSIMロックフリーという言葉が使われるようになったのだろう。現在、ドコモはSIMロック解除に応じているが、ソフトバンクの場合はSIMロック解除に対応した端末は3機種しか発売されていない。ドコモとソフトバンクは同じ通信方式を使用していることからSIMロックが問題となるが、KDDIは両社の方式とは異なっていることから脇に置かれていた状態となっていた。

3キャリアともiPhoneのSIMロック解除は拒否

iPhoneは2011年からKDDIの通信方式にも対応させている。9月に発売されたiPhone 5s/5cはソフトバンクとKDDIに加えてドコモからも発売されることになり、SIMロック問題は国内3社の共通の問題となった。先にドコモはSIMロック解除に応じていると書いたが、iPhone 5c/5sについてはSIMロック解除の対象外となっている。ソフトバンクやKDDIもSIMロック解除を否定しており、このまま行けば3キャリアのiPhoneユーザーはMVNOを利用して通信費を安くすることはできないということになる。

SIMロック解除でMVNOの活躍の場が生まれる

従って、先日書いた「SIMフリーiPhoneが作るMVNOの新しい世界」が到来するためには、キャリアがiPhoneのSIMロック解除に対応することが必須の条件となる。その可能性については低く見るところが多いようだが、私は石膏は約実現するのではないかと思っている。何故ならば、原則SIMロック解除に応じているドコモの場合、iPhoneだけ例外にする理由は乏しいということができる。iPhneで持ち出すインセンティブが高いことを理由としてあげた場合、2年経過後もSIMロック解除に応じない理由は何もないといわざるを得ない。

2年後のSIMロック解除はドコモから?

ソフトバンクの場合、SIMロック解除については「そのニーズはない」として切り捨ててきた。3機種をSIMロック解除機種として発売し、それが売れないことをニーズがないことの証左としてきた。しかし、これからは目に見えてそのニーズが高いことが証明されることになる。ソフトバンクはこれまでと同じ対応をすることは許されなくなり、ドコモ同様に少なくとも2年後のSIMロック解除には応じざるを得なくなるだろう。KDDIについては、2年後の解除についてはドコモとソフトバンクと同じ立場に位置している。しかし、ふと思いついたが、2年後のSIMロックフリー化は、自社iPhoneを売るための強力な施策になるのではなかろうか。殆どのMVNOに回線を提供しているのはドコモらしいが、そちらから回線料が入るのであれば損はしないことになる。優秀な社員が多いドコモのこと、当然それぐらいの検討は行っているだろう。

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