NTTドコモがiPhone取扱開始?

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2013年4月5日、日経新聞が「ドコモ、顧客流出続く iPhone導入検討~12年度転出超 最大140万件」という見出しの記事を掲載した。ほぼ同じ時間に産経ニュースが「ドコモ、今夏にもiPhone投入へ 劣勢挽回狙う」という記事をアップしており、NTTドコモがiPhoneの取扱を開始する可能性が高いことをほのめかせている。

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NTTドコモがiPhone発売に加わると予想

docomo

DoCoMo 2013 Spring

日経は「iPhone導入検討」、産経も憶測記事

日経の記事は2013年度のドコモの転出超過が140万件という数字を挙げ、もっともらしい記事にしているが「iPhone導入検討」という見出しになっていることからも分かるように、憶測記事であることは明らかである。NTTドコモがiPhone導入を検討しているのは今に始まったことではない。NTTドコモとAppleが交渉しているか否かは両社とも口をつぐんでおり、日経はそのことには触れていない。しかし、産経は「アップルとの交渉が最終決着すれば・・・・・」として現在交渉が行われているという前提で書かれているが、その裏づけには触れていない。NTTドコモが劣勢である原因がiPhoneを扱っていないことにあるのは明らかであり、iPhoneが欲しいのは誰が考えても分かることである。問題はNTTドコモがどうして扱わないのか、というところにある。

4,780万台のうちの42%が旧世代のiPhone 4S

昨年の9月21日に販売開始したiPhone 5の販売不振が伝えられている。しかし、Appleは2012年10-12月期にiPhoneを4,780万台販売したことを明らかにしており、前年比約30%増と好調を維持している。従って、本当にiPhone 5が販売不振なのか否かがネット上で話題となっていた。実態を明らかにしたのは、台湾のメディアであるDIGITIMESであった。DIGITIMESによると、2012年10-12月期の4,780万台のうち、2,000万台は1世代前のiPhone 4Sで占められていたとのことである。iPhone 4SはiPhone 5と同じRetinaディスプレイを搭載しており、機能的には大きな違いはない。但し、iPhone 5はLTEに対応しているが、そのことはiPhone 5の大きな魅力にはならなかったものと思われる。2012年10-12月期に売れた4,780万台の42%がiPhone 4Sであり、その傾向は2013年に入ってからも続いているとされている。

iPhone 5の販売不振・・・・Appleが歩み寄る可能性あり

iPhone 5の販売不振は、NTTドコモと交渉するAppleの立場を弱くしていると考えられる。NTTドコモがiPhoneを扱わない状態が続くと、NTTドコモはAndroid搭載スマートフォンにこれまで以上に力を入れる必要がある。Android端末の中にもSamsungのGalaxyシリーズやSonyのXperiaシリーズのようにヒット商品も生まれており、Appleとて安閑としていられる状況ではない。それを照明するかのような事実が3月始めに明らかとなった。Appleはイー・モバイルが使用するLTE 1800MHzという周波数帯を追加して技術適合証明を再通過させていたが、そのときにNTTドコモが使用する(だけが使用する)W-CDMA 800(XIX)という周波数帯でも技術適合証明を受けていたことが判明したのである。つまり、交渉がまとまれば何時でもNTTドコモから発売できる手立ては採っているのである。

iPhone 5SはNTTドコモからも発売される

NTTドコモからの転出が超過するという状況は、今に始まったことではない。しかし、1日でも早く出血を止めたいのはNTTドコモの本心であることも間違いない。NTTドコモがAppleの提示する条件を認めないことから未だにiPhoneを扱えないとされているが、それは恐らく事実と思われる。これまではどちらも折れないことから交渉が決裂してきたが、今回はNTTドコモの方に分があると見ることが出来る。この夏に発売が噂されるiPhone 5Sは、これまでのソフトバンクとKDDIに加え、NTTドコモも販売に参加すると予想する。

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