マルチタッチとiPhone

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2007年1月にiPhone発売を発表

Appleは2007年1月9日、Macworld Conference & ExpoにおいてiPhoneの発売を発表した。iPhoneの米国発売は、発表した5カ月後の6月29日であった。Appleは2005年から2006年にかけて携帯電話にiTunesを搭載、いわゆるiTunes携帯をMotorolaから発売していた。しかし、それを持続させることはなく、自らがiPhoneを発売することを選択した。iPhoneは携帯電話端末ではなく、スマートフォンという製品カテゴリーに分類される。しかし、iTunesを搭載したスマートフォンであるiTunesスマートフォンではなかった。

当時のスマートフォンを代表したBlackBerry

当時のスマートフォンは、カナダのRIM(Research In Motion)のBlackBerryが代表的な製品であり、メールを打つためにキーボードを搭載していた。iPhoneはキーボードを取り去り、全面を液晶ディアスプレイとした。キーボードはおろかボタン類はほとんど省いている。操作は人間の指で行い、ディスプレイに搭載されたセンサーが指による複雑な動きを捉えている。この操作方法はマルチタッチと名づけられ、これ以降のiPhoneの新製品やタブレット端末iPadに引き継がれていった。

BlackBerry

BlakBerry Bold

GALAXY Tabが売れたのはiPhoneのおかげ

韓国Samsungは2011年秋からペン入力するGALAXY Noteを発売し、年末までに500万台以上販売したことを発表した。日本でもNTTドコモから2012年4月に発売され、Samsungは今年の販売目標を全世界で1千万台としている。しかし、筆者はGALAXY Noteが一定の売り上げを示したのは、iPhoneのおかげだと考えている。iPhoneがペン入力で発売されたとすると、これほどの大ヒット製品にはならなかっただろう。しかし、iPhoneやAndroidスマートフォンのほとんどがマルチタッチとなったことから、大きく広がったスマートフォンユーザーの中にペン入力への一定のニーズがあることが明らかとなったのである。

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