ソフトバンクのiPhone 3G拡販策

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国内販売台数は期待はずれ

Appleの決算資料によると、2008年7月から12月までのiPhoneの販売台数は、1,125万台となっている。大半がiPhone 3Gと考えられ、iPhone 3Gは2008年末までに1千万台以上全世界で売れたことになる。しかし、国内では不調が伝えられ、同期間の販売台数は60万台程度であったとされている。

米国ではAT&TがiPhone 3Gを販売したが、価格は8GBモデルが199ドル(日本では23,040円)、16GBモデルが299ドル(日本では34,560円)であった。日米ともほぼ同じ価格であり、価格的には大きな違いはない。しかし、ソフトバンクとしては、iPhoneの取扱をより確実なものにする必要があった。

本体価格実質ゼロ円

ソフトバンクは2009年2月27日、8GBのiPhone 3Gの本体価格が実質ゼロ円となる「iPhone for everybodyキャンペーン」を開始した。iPhone 3Gは2008年7月の発売開始当初、実質負担額23,040円(月額960円の2年払い)で発売された。それを実質負担額ゼロ円とし、iPhone 3Gの販売のてこ入れ策としたのである。

iPhone everybody

iPhone everybodyキャンペーン

「iPhone for everybodyキャンペーン」は2009年5月末で終了する予定だったが、期間は9月末日までに延長された。また、更に延長され、最終的には2010年1月末で終了した。2009年6月に発売されたiPhone 3GSも対象に加えられ、16GBが月額480円、32GBが月額960円で販売された。

キャンペーンが奏功、引き続きソフトバンクが販売

ソフトバンクの「iPhone for everbodyキャンペーン」で生じた費用は、ソフトバンクが負担したことは間違いない。しかし、ソフトバンクには回線使用料が2年間確実に入ってくる。少々自己負担分が増加しても、iPhoneが契約純増数の押し上げの強力な武器となっていることは間違いない。iPhoneを継続して販売するための出費と考えると、ソフトバンクにとってはそう高いものではなかったといえるだろう。Appleは2009年6月にiPhone 3GSの発売を発表したが、国内ではソフトバンクが引き続き販売することになり、6月26日から発売を開始した。

iPhone 3GSでもキャンペーン継続

2009年2月から展開されていた「iPhone for everybodyキャンペーン」はiPhon 3GSにも摘要され、16GBについては総支払額11,520円、2年間の月額は480円で販売された。2010年2月からは新たなキャンペーンが始まり、それを摘要すると16GBの本体価格はゼロ円となった。

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