AppleのiPhoneはハイレゾの再生に対応済み

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AppleのiPhoneなどのiOS機器はハイレゾの再生に対応しているのだろうか。この辺のことについてはAppleからは何も発表されず、オーディオ関連サイトやオーディオマニアの発信記事で探るしかない。これまでは対応していないという情報が多かったが、このところ対応しているという記事が目に付くようになった。それらの情報をまとめてみると、どうも2013年秋リリースのiOS 7から対応したようである。

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iOS機器搭載の音楽アプリは最大48kHz/24bitまでのハイレゾの再生に対応している

iphone-astell&kern

iPhone & Astell&Kern AK10

iOS機器で再生できる上限は48kHz/24bit

アユートは、ポータブルヘッドアンプAstell&Kern AK10を発売している。2013年12月にそのファームウェアのバージョンアップを行ったが、その時のプレスリリースでiOS機器の標準搭載音楽アプリは最大48kHz/24bitの音源ファイルに対応していることを明らかにしている。また、ハイレゾ配信サイトのHQM STOREは2014年7月、iOS機器で再生できるファイルを配信楽曲に加えた。ファイルは48kHz/24bitと44.1kHz/24bitのALAC(Apple LossLess)であり、これがiOS機器で再生できる上限となっていることを理由としていた。

iOS機器に搭載されているDACの機能

iOS機器はパソコンの一種であることから、ハイレゾファイル自体はどのような種類のものでも受け入れることは可能である。デジタル音楽の再生にはDACという処理が必須であり、iOS機器に搭載しているDACの処理の上限が48kHz/24bitということになる。DACとはDigital to Analog Converterを略したもので、文字通りデジタルをアナログに変換する機能のことである。このようにハイレゾ再生は内蔵DACの処理能力に左右されるが、Appleはかなり前からそれを回避する方法を提供していた。それがiPodからのデジタル出力であった。

デジタル出力自体には2005年から対応済み

iPodからのデジタル出力は、2005年秋発売の第5世代iPodと初代iPod nanoから可能となった。但し、これが可能なのはAppleとの間でライセンス契約を結んだオーディオ機器に限られており、誰もが可能となったわけではない。また、デジタル出力されたファイルをそのオーディオ機器以外に取り出すことはできず、その機器内で処理されることになる。この仕組みは2007年発売のiPhoneやiPod touchに引き継がれ、2010年春発売のiPadにも受け継がれた。そして2013年秋、iOS 7によってiOS機器は密かにデジタル出力をオープンにされた。但し、Appleが公式にオープンにした訳ではなく、Appleがそれを保証している訳でもない。iOS 7を搭載したiOS機器は、誰でもiOS機器のLightning端子からデジタル出力することが可能となっている。

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