何故日本で東芝のChromebookが発売されないのか

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

先日、GoogleはChromebookの発売国を9カ国拡大することを明らかにしたが、その中には日本は入っていなかった。Chromebookは東芝が2月に米国投入しており、日本でも発売することが見込まれていた。Chromebookを発売している国は、Wikipediaによるとこれまでにアメリカ、イギリス、オーストラリア、カナダ、フランス、ドイツ、アイルランド、オランダ、マレーシア、シンガポール、スウェーデンの11カ国あり、それに今回のニュージーランド、フィリピン、ノルウェー、デンマーク、メキシコ、チリ、ベルギー、スペイン、イタリアが加わって合計20カ国となる。

toshiba-chromebook

東芝のChromebook

東芝は国内メーカー初となるChromebookをSEC2014で発表し、2月に米国発売した。価格は279ドルであることから、日本円に換算すると約29,000円前後となる。3万円を切るパソコンとなった可能性が高く、いよいよ日本も3万円以下のパソコンの時代が来たハズであった。ChromebookはOSにGoogleのChromeを搭載し、クラウド上のアプリとストレージを利用することでパソコンとしての機能を最低限にしたことで価格を安くしている。但し、一頃はやったネットブックよりは高機能であり、ディスプレイサイズも東芝の製品は13.3インチとネットブックよりは大きくなっている。クラウド上のアプリも当初よりは整備されてきたことから、国内でも発売を望む声が大きくなっていた。

一方、Microsoftは9インチ未満のスマートフォン/タブレットではWindowsを無償化することを発表していたが、6月初旬に開かれたComputex 2014 では無償化バージョンのWindows搭載端末が多数展示されていた。これはAndroid対策という側面が強いが、5月末には無償化の範囲を250ドル未満の端末にも広げており、明らかなChrome対策にも乗り出している。東芝がChromebookの国内発売を取り止めたのは、MicrosoftのWindows無償化の動きと間違いなく関係がある。東芝はChrome陣営に加わるという動きを見せることで、MicrosoftにWindows無償化に踏み切らせることに成功したことになる。東芝はIntelと共同でClassmate PCという教育用PCの日本モデルであるCM1を発売しているが、販売先確保には価格の高さがネックとなっていたと思われる。

広告
広告336
広告336

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

広告
広告336