Appleの純正アダプターが高いのはそれなりの理由がある

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Appleの純正アクセサリは、総じて価格が高いものが多い。代表的なものはLightning Digital AV Adapterという製品であるが、価格は6,264円(税込)もする。iPhoneやiPadで観ている画像や動画をデジタルTVに映す時に使うものだが、それだけのために6千円以上も払うのは誰もが高いと思うだろう。

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AppleのLightning Digital AV AdapterはARMのチップを内蔵した小さなコンピューター

lightning-digital-adapter

Lightning Digital AV Adapter

Appleはぼったくり企業!?

デジタルTVの入力端子はHDMIが標準となっており、iPhoneやiPadなどのLightning端子をHDMIに変換する必要がある。Lightning端子から出てくるのはデジタルであり、HDMIもデジタル用端子である。従って、アダプターの機能としては単純に対応線を結び合わせば良いと思われるが、それだけならば千円以下で済むのが普通だろう。それが6千円以上するとなると、このアダプターが発売された時はAppleはぼったくり企業・・・という声が渦巻いていた。しかし、2013年の3月、Gigazineが思わぬ事実を発表した。このアダプターは、iPhone内のハイビジョン画像をそのまま出力している訳ではないことを明らかにした。

アダプターは小さなコンピューター

Appleは2012年に従来のDockコネクターからLightning端子に変更した際、画像の最大画素数を1600×900に制限していた。ハイビジョンは1920×1080であることから、Lightning端子を経由する時点で総画素数がハイビジョンの約8掛けに縮小されたことになる。そのままTVに送り込むと上下左右が欠けた状態になることから、アダプター部分で元のハイビジョン画像にアップコンバートしているのであった。アダプター内部では結線どころではなく、アップコンバート用にARM(ソフトバンクに買収された例の会社)のチップを搭載した一種のコンピューターが内蔵されていたのである。であるならば、価格が6千円超となったとしてもぼったくりと呼ぶのは言いすぎであるのは間違いない。

iPadのミラーリングは左右が少し欠ける

映像処理のチップの価格は、現在はかなり安くなったようである。純正の製品と同じレベルの製品が、Amazonなどで3千円前後・・・純正の半分の価格で売られている。尚、上掲の画像ではTVの画像の左右が欠けているが、アップコンバートの問題とは関係ない。画像はiPadの画面をミラーリングしているものだが、iPadのディスプレイは4:3の画面である。ハイビジョンのTVは16:9であり、4:3の画像は左右が欠けてしまうのは当然のことである。アナログTV時代の画像をデジタルTVで映すと思えば分かりやすいだろう。ちなみにハイビジョンTVをミラーリングに使用する場合、iPhoneは1920×1080なので画面にフル表示される。

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