Lightning端子用イヤホンにはDACが搭載されている

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iPhone 7からイヤホンジャックが廃止され、LightningイヤホンやLightning端子への変換アダプタが同梱されるという噂が広まっている。しかし、イヤホンジャックが廃止されることは音の出口の単純な変更に留まらず、出力される音がアナログからデジタルに変わることを意味している。Lightning端子を使用するイヤホンや変換アダプタは、DAC(Digital Audio Converter)というモジュールを搭載することが必須となる。

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AppleがLightningイヤホンを同梱する場合、行き着く先はiTSでのハイレゾ配信!?

ic-earphone

LinksのIC-Earphone

純正Lightning 30ピンアダプタはDACを搭載

現在のiPhoneに搭載されているLightning端子は、2012年発売のiPhone 5から採用された。それまではApple Docコネクタが搭載されており、様々な外部機器との接続に利用されていた。Lightning端子に変更したことから、Appleは従来の機器との接続を保証するために純正の変換アダプタを用意した。Docコネクタは30ピンであったが、Lightning端子は8ピンに省略された。従って、Docコネクタではアナログ出力には対応していたが、Lightning端子ではデジタル出力のみへの対応となった。デジタル音声はアナログに変換する必要があり、Lightning端子の外側にDACが必要となる。従って、Apple純正の変換アダプタはDACを内蔵しており、発売当初の価格は2,800円と変換アダプタにしては高価であった。

Lightningイヤホンは各社から発売されている

現在、サードパーティからのLightningイヤホン発売が続いている。DAC内蔵が必須なことから、いずれも1万円以上の値段がついている。画像はリンクスインターナショナルが今年1月に発売したIC-Earphoneという製品だが、恐らくリモコン部分にDACを内蔵しているものと思われる。DACは48kHz/24bitに対応しているが、これはiPhoneの標準音楽アプリが対応しているレベルと同じである。iPhone自体は192kHz/24bitまでデジタル出力できるが、再生できるのは48kHz/24bitまでとなっている。発売当初の希望小売価格は税込10,778円であったが、現在はネットショップで税込6,450円で売られている。

48kHz/24bitのデジタル音源に対応!?

Appleが純正のLightningイヤホンを同梱する場合、デジタル出力は48kHz/24bitに対応させることは確実である。尚、音楽CDは44.1kHz/16bitであり、48kHz/24bitはその約1.6倍の情報量を持っている。つまり、CDのリッピングからは得られない情報量であり、ハイレゾ配信などのサイトからダウンロードする必要がある。今年のiPhone 7発売時は無いだろうが、いずれはAppleもハイレゾ音源の配信を視野においているのは間違いない。ハイレゾ配信の最大の問題点は、音源をレーベルに用意してもらわなければならないところにある。現在、Appleは『Mastered for iTunes』というプログラムを推進しており、ハイレゾ音源の収集に努めている。

Mastered for iTunesの真の狙いはCD音源のハイレゾ化
Appleは2012年2月、iTunes Storeで従来よりも高音質な楽曲の配信を開始した。高音質化した楽曲はMastered for i...
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