本当にiPhone 7からイヤホンジャックがなくなるのか?

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昨年末から次期iPhoneからイヤホンジャックがなくなるという噂が流れている。iPhoneをより薄型にするには、確かにイヤホンジャックは邪魔になる。しかし、イヤホンジャックを廃止するとなると、イヤホンはどうやって使うのだろうか。Lightning端子から音声を取り出すという話があるが、それは総簡単にできることではない。

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Lightning端子からデジタル出力してDACと一体化したBeats製イヤホンを付属品に!?

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iPhone and music

iOS機器とイヤホンの間にDACを用意しなければならない

iOS機器の外部出力端子は、2012年のiPhone 5から現在のLightning端子になった。以前は30ピンのDockコネクタというものであったが、ピン数が8に減ってかなり小型化した。ピン数が減ったことにより、出力できるものがデジタルのみに特化された。つまり、Lightning端子はアナログ出力ができないのである。Lightning端子からでてくるデジタル音声は、アナログ変換しないと通常のイヤホンでは聴くことができないのだ。これまでのiOS機器は内部にDAC(Dijtal to Analog Converter)を搭載しており、デジタルをアナログに変換してイヤホンジャックから出力していた。Lightning端子を使うとなると、iOS機器の外、イヤホンの前にDACを用意しなければならなくなる。

外付けのDACはポタアンとして以前から商品化されていた

Lightning端子からデジタル出力する方法は、実は一部のマニアで以前から行われていた。最近はハイレゾ音楽が話題となったことから、iPodやiPhoneなどにハイレゾ音源を収録し、それをポタアンにデジタル出力して高品質のヘッドホンで聴く・・・というのがはやっているらしい。これまで発売されたポタアンをみると、サイズはiPodやiPhoneよりも一回りか二周り大きい。厚みは2~3倍あり、それをゴムバンドで重ねて使用するとあまり格好は良くない。最近はかなり小さな製品も出てきたが、DACとしての性能と大きさは反比例するのが一般的である。

Beatsの技術を盛り込んだイヤホンを付属品に!?

外付けのDACを極端に小型化し、イヤホンと一体化させた製品が出てきた。radius(ラディウス)という会社が出している『HP-NHL11R Lightning Inner ear headphones』という製品は、リモコン部分に48kHz/24bit対応のDACを内蔵している。これはリモコンに収まるような小ささながら、DACの性能はiOS機器とまったく同じレベルである。価格は21,380円と高いが、これと同等品を付属品にすればかなりのインパクトがあるだろう。Appleは2014年にヘッドホンメーカーのBeatsを買収したが、彼らはBeats Audioという独自の音響技術を有している。iPhoneをより薄くするためにイヤホンジャックを廃止するのではなく、より高音質にするためにLightning端子に変更する・・・という前向きな姿勢が望ましい。

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