2)Amazon MP3他

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eMusic

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eMusicは、1999年6月からDRMフリーの音楽配信を行なっている老舗中の老舗である。メジャーレーベルのUMGが2001年4月に傘下に収めており、UMGの1部門となっている。発足以来インディーズの楽曲のみを扱ってきたが、2009年6月にSME、2010年1月にWMGと契約し、現在はEMIとUMGを加えて4大メジャーの楽曲もDRMフリーで配信するようになっている。

サービス内容は様々に変化してきた

eMusicのサービスは開始当初は曲単位のダウンロード方式であったが、途中からサブスクリプション方式に変更した。また、料金体系は煩雑な変更を繰り返しており、時期によって大きく異なっている。日本ではサービスを提供していないが、米国のサイトで利用することが可能であった。しかし、メジャーの楽曲を加えて以降、新規会員の受付は行なっていない。また、一度解約すると、再契約もできなくなっている。

Amazon MP3

amazonmp3

Amazon MP3のLogo

Amazonは2007年9月、DRMフリーの音楽配信Amazon MP3を米国で開始した。2008年9月にはMySpace Musicと提携、MySpace Musicから直接Amazon MP3の楽曲が購入できるようにした。

4大メジャーの楽曲でDRMフリー

Appleは2007年5月、DRMフリーの音楽配信をEMIの楽曲中心にスタートさせた。するとAmazonは、DRMフリーの音楽配信をEMIの楽曲を中心にして年内に開始することを発表した。実際のスタートは2007年9月26日、Amazon MP3ベータ版として提供開始した。EMIとUMGの楽曲を中心に200万曲を集め、MP3フォーマットの256kbpsでダウンロードする。価格は1曲あたり89~99セントで、半分以上が1曲89セントであった。2007年12月にはWMGの楽曲が加わり、最後まで許諾していなかったSony BMGも2008年1月には楽曲提供に応じたことから、4大メジャーすべての楽曲がAmazon MP3で販売されるようになった。最初にDRMフリーの楽曲配信を始めたのはAppleであったが、メジャー全部の楽曲をそろえたのはAmazonの方が先であった。Appleがメジャーの全曲を揃えたのは、2009年の1月であった。

音楽のクラウドサービスにもいち早く参入

Amazonは、音楽のクラウドサービスにも他に先駆けていち早く参入している。Amazonが2011年3月に米国で開始したAmazon Cloud Driveは、ユーザーの持つ楽曲をクラウドストレージに預かるクラウドストレージである。Amazon Cloud Driveに保存し他楽曲は、Webブラウザ経由でパソコンなどからストリーミング再生できるほか、Androidアプリを使ってスマートフォンなどで再生することができる。
音楽のクラウドサービスは、DropBoxやSugerSyncが音楽のロッカーサービスとして始めているほか、Googleが2011年5月に始めたGoogle Musicでも提供している。また、Appleは同年10月から提供したiCloudのサービスにiTunes in the CloudとiTunes Matchという機能を組み込んでいる。

MySpace Music

myspace musicのLogo

myspace musicのLogo

MySpaceは、音楽を核としたコミュニティをその特徴としたSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)。2003年に米国でサービスを開始、その後全世界にサービスを広げ、最盛期の2008年5月には会員数が2億人を超えていた。後発のFacebookに抜かれるまでは英語圏で最も人気のあるSNSであった。

MySpace Music設立

2008年9月25日、MySpaceは4大メジャーすべての楽曲を集めてMySpace Musicを開始した。MySpace Musicは2008年4月に4大メジャーのうちの3社、UMGとSony BMG、それにWMGとMySpaceの親会社であるNews Corp.が合弁で設立したもので、サービス開始直前に残りのEMIも加わって4大メジャーが揃って出資することになった。
MySpace MusicはSNSと音楽配信の融合を目指しており、ユーザーは500万曲以上の膨大なカタログの中からフルストリーミングで楽曲を楽しめるほか、直接Amazon MP3からDRMフリーの音楽を購入できる。4大メジャーは自社アーティストのプロモーション目的でコンテンツを提供、Amazon MP3のダウンロード数の増加を見込むほか、MySpace Music自体は広告料が収入源となる。

同業のiLinksやimeemを買収

MySpace Musicはメジャーの期待を一身に受けてスタートしたが、MySpace自体は当時は既にピークを過ぎており、会員数の減少と共にMySpaceからの収入は減少する一方であった。そのため、MySpaceは2009年10月に音楽SNSサービスを提供していたiLinkを買収したほか、12月には競合していたimeem(アイミーム) も買収、1,600万人以上の会員をMySpaceに組み入れた。imeemは2005年から音楽やミュージックビデオの共有に重点を置いたSNSサービスであり、2007年12月には4大メジャー全ての楽曲を利用する初めての音楽SNSサービスとなっていた。

日本進出も失敗、ソフトバンクも手を引く

MySpaceは、2007年11月にソフトバンクと提携して日本版のサービスを開始した。しかし、アメリカ版のビジネスモデルは日本では受け入れられず、会員数を大きく増加させることはできなかった。また、2008年以降、米国のサービスは会員数を減らし続けたことから、人員削減が繰り返されることとなった。2011年6月にはMySpaceの親会社の株主であったNews Corporationが株式を売却して手を引いてしまった。その後、日本におけるソフトバンクとの提携関係も解消し、2012年2月からは米国本社が日本版MySpaceの運営を行なっている。

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