App Storeが500億、iTunes Storeは250億

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

2013年5月16日、AppleはApp Storeからダウンロードされたアプリの数が500億を超えたことを発表した。2月6日にはiTunes Storeからの楽曲ダウンロード数が250億を超えたことを発表しており、Appleは合計750億のコンテンツを配信したことになる。

広告
広告336

Appleはアプリをコンテンツとすることで収益源に

50bilion

App Storeのカウントダウンページ

ダウンロード数ではApp Storeが圧倒

App Storeのスタートは2008年7月であることから、500億ダウンロードには4年10ヶ月しかかからなかった。一方のiTunes Storeは2003年4月の開始から9年10ヶ月かかっており、App Storeのほぼ2倍の年月を要している。App Storeのコンテンツは無料のものが多く、全てが有料で売られているiTunes Storeとは単純に比較することはできない。コンテンツの数量から見てもそれは言えるのだが、iTunes Storeの2,600万曲に対してApp Storeは90万本と約30分の1でしかない。

App Storeの原型はiTunes Store

AppleのiTunes Storeは、それまでの音楽配信が携帯デジタルプレーヤー(PD)に転送することができない、転送できるとしても別料金が必要であるとか曲数に制限があるとかで使い勝手が悪かったのに対し、AppleのiPodに無制限の転送を認めるものであった。(このあたりのことは以下のところに詳しく解説している)

米国の音楽配信/(2)iTMSの登場/⇒2)iTMSのスタート

但し、転送先はAppleのiPodに限られた。これは今後のAppleのPDとコンテンツ配信サービスの原型となったものであり、現在はAppleのエコシステムとしてその機能は強固なものとなっている。

従来はアプリを除いたソフトの総称がコンテンツ

AppleはiPodのディスプレイを大型化させ、利用できるコンテンツを音楽から画像、そして動画にまで広げていった。そしてそれらのコンテンツをiTunes Storeの品揃えに加えていった。そして2008年5月にApp Storeを開設したのである。そこで販売されたのはiOS機器で利用するアプリであり、アプリを音楽ソフトと同様にコンテンツとして扱うサービスであった。アプリはアプリケーション(application)を略したものだが、本来的にはアプリケーションソフト(application software)やアプリケーションプログラム(application program)という形で使用されてきたものである。そして、従来はそれらを除いたソフト(ウェア)を表す用語として用いられたのがコンテンツであった。

アプリの売上に応じた継続的収益

Appleは、App StoreによってiOS機器向けのアプリをコンテンツに含めてしまったのである。そしてAndroidやその他のスマートフォン向けOSがAppleに追従したことにより、スマートフォン用のアプリをコンテンツとすることは世界の標準となったのであった。このことはコンピューターソフトの流通体系を大きく変貌させることになり、個人を含むソフトウェア開発者の大量の参入を促すこととなった。更に大きな転換は、OS提供企業の新たな収益源が生まれたことである。Appleの場合、有料のアプリの販売額の中の30%を手数料として徴収している。また、開発者はAppleの開発者プログラムへの登録が必要であり、年会費を徴収されている(無料アプリの開発者を含む)。Appleはアプリをコンテンツとすることにより、その販売量に応じた収入を継続的に受け取る仕組みを作り上げたのである。

25bilion

App Store 25bilion

広告
広告336
広告336

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする