Apple musicの有料会員が1,500万人に増加したけど・・・

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Appleは、先週開催したWWDC 2016でApple Musicを大幅にリニューアルすることを発表した。同時にApple Musicの有料会員が1,500万人を突破したことも発表しており、有料会員は今年に入って月100万人ペースで増加していることが明らかとなった。尚、先行するSpotifyは昨年6月から今年の3月の9ヵ月間で1,000万人増加したが、こちらも月100万人ペースの増加を続けている。

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SpotifyもApple Musicと同じようなペースで有料会員を増やし続けている

15million

有料会員が1,500万人を超えたApple Music

Spotifyは2014年から急拡大してきた

Spotifyはパソコン向けのストリーミング配信サービスとしてスタートしたが、早くからスマートフォン向けのアプリも用意している。2011年7月に米国に進出、その時点での有料会員は全世界で160万人でしかなかった。その後、2012年5月に300万人、2013年3月に600万人と増加させてきたが、1,000万人となった2014年5月までには約3年を費やした。しかし、2,000万人となったのは1年後の2015年6月であり、その9ヵ月後には1,000万人増えて3,000万にとした。つまり、Spotifyの有料会員が急速に増加しだしたのは2014年からであり、2015年はそのペースを一段と早めたことになる。

Spotifyの有料会員であったiOSユーザーは!?

前述の通り、Spotifyの有料会員数は2015年7月から2016年3月までの9ヵ月間で1,000万人増加した。それまでの増加のペースを一層速めたわけだが、特記しなければならないのはApple Musicがスタートしたのが2015年の6月31日であったことである。Spotifyの有料会員2,000万人の中にはiOSユーザーが含まれており、その割合は低くは無かったはずである。iOS機器はiTunes Storeから直接楽曲をダウンロードできることから、音楽ファンのユーザーが多いことは間違いない。Spotifyの有料会員でもあることが容易に察せられ、Apple Musicに乗り換える可能性が非常に高い。Spotifyにとっては有料会員減となる可能性があり、現実にSpotyfiから離れたユーザーも多いと思われる。しかし、それ以上に新規ユーザーを取り込んだことになる。

Spotifyの有料会員数は2,000万割れが確実?
AppleがApple Music開始を発表した1日後の6月10日(米国時間)、Spotifyは有料会員数が2,000万人、アクティブユーザ...

Apple Music開始以降もSpotifyの増加ペースは向上!!

SpotifyのJonathan Forster副社長は先月、Reutersのインタビューに以下のように答えている。

『Apple Musicの開始以降、私たちの会員数の増加ペースは向上している』

これは大量のiOSユーザーを持つAppleの参入により、音楽聞き放題サービスの認知度向上に効果があったことを示している。もっと言うならば、Apple Musicの無料お試しで聞き放題サービスの良さを知り、Apple MusicからSpotifyに切り替えたユーザーが結構いたということになる。今回、AppleはApple Musicの大幅なリニューアルを行うことを明らかにしたが、それを実行せざるを得ないサービスへの不満が多かったのであろう。SpotifyはApple Musicと同じく月100万人増のペースであるが、提供国はAppleの113カ国にたいして59カ国にすぎない。また、世界第2位の音楽市場である日本は、当面開始できる段階までには至っていない。

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