2015年中に有料会員1,000万人となったApple Music

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Financial Timesは、昨年6月末に開始したApple Musicの有料会員数が1,000万人を超えたと伝えている。この情報の出所については触れられていないが、ほぼ妥当な数字だと思われる。昨年10月にAppleのCEOであるTim Cook氏が650万人という数字を明らかにしたが、その時に私は年内に1,100万人という数字を予測していた。ピッタリ合ったわけではないが、予測の誤差の範囲ではなかろうか。

650万人のApple Music有料会員は多いのか少ないのか
AppleのTim Cook CEOが19日(米国時間)、Apple Musicの有料会員が650万人いることと、無料トライアル中の会員が8...

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2月にはAndroidユーザーが加わることから、Apple Musicの本当の価値が明らかになる

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昨年10月時点の無料トライアル会員の約4割が有料会員として残る

私が1,100万人という数字を持ち出した根拠は、昨年の10月時点での無料トライアル会員の6割が有料会員に移行した場合、650万人+510万人=1,160万人という計算にあった。650万人は昨年10月時点での有料会員数であり、510万人はその時の無料トライアル会員数の850万人から算出したものである。実際は510万人ではなくて350万人であり、無料から有料に移行したユーザーが6割ではなく約4割でしかなかったことになる。開始1カ月時点での無料トライアル会員は1,100万人いたとされており、650万人はその59%である。但し、iOSユーザーで熱心な音楽ファンは650万人の中に入っていると思われ、850万人の中ではその割合は低くなっているのは当然だろう。しかし、そう考えると約4割が有料会員として残ったというのは、結構高い数字とみることもできる。音楽業界のアナリストの一人は2015年中に800万人と予測していたようだが、その場合は850万人中の18%しか有料会員として残らないことになる。

Androidユーザーの数字が判明するのは2月中旬以降

上記の数字は全てiOSユーザーのみに関するものである。Apple MusicのAndroid対応は昨年の11月からであり、まだ2カ月しか経っていない。まだ全てのユーザーが無料トライアル会員であることから、3カ月が終了する来月の有料会員数が大きな意味を持ってくる。2015年中の有料会員は云わばAppleの純正会員であるが、Androidユーザーの場合はほぼSpotifyからの転出ユーザーと考えられる。Spotifyから乗り換える義理はなく、乗り換えるとするとサービスそのものの質的優位性が認められたことを意味している。iOSユーザーに加えてAnfroidユーザーまでAPPLE Musicに奪われたとすると、Spotifyのビジネスモデルは崩壊するのは間違いない。しかし、Spotifyは昨年の6月時点で有料会員が2,000万人いることを発表しているが、その後は何の発表も行っていない。決算は12月のようだが、2014年度の決算数字の発表は2015年5月に行っている。尚、Spotifyは赤字決算を続けており、2014年度の純損失は1億6,200万ユーロ。2013年度の5,590万ユーロから大きく拡大している。

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