無料期間終了後はフリープランに移行するAWA

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エイベックスとサイバーエージェントが共同で提供しているAWAは現在は無料お試し期間だが、来週に90日間の期限が終了する。5月27日スタートであることから、90日後は単純に計算すると8月24日になる。25日から有料プランに自動更新されるはずだったが、当初は案内されていなかったFreeプランが急に登場し、自動的にFreeプランに移行するとのこと。しかし、Freeプランは『制限時間付きでAWAをご利用いただけます』としか説明されておらず、詳しい内容はパソコンからは調べられない。

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Freeプランは1カ月に1時間しかAWAが利用できない時間制限付きの無料プラン

awa

AWA

AWAはスタート直後にフリーミアムモデルに転換した?

当初、AWAは月額1,080円のPremiumプランと月額360円のLiteプランしか案内されていなかった。Freeプランが何時出てきたのか厳密には分からないが、5月29日には『フリープランの急登板?AWA(サイバーエージェント)の対応がコロコロ変わりすぎて驚く』と題した記事が個人のブログにでてくる。スタートして2日後であり、慌てふためいてる様子が分かる。世界を席巻しているSpotifyはフリーミアムモデルが成長の源であり、最初の90日間だけ無料のお試し期間を設けるのとは根本的に異なっている。AWAは有料のサービスということで多くのレーベルの引き込みに成功したことから、それがフリーミアムモデルに転換するということはサービスの基本部分の変更ということになる。しかし、AWAが必ずしも『フリーミアムモデルに転換』したわけでもなさそうだ。

Freeプランは1カ月に1時間の時間制限がある

エイベックスの松浦社長が日系ビジネスでインタビューに次のように答えている。上記のFreeプランの制限時間というのは・・・・1カ月当たり1時間・・・というわずかな時間であった。これでは確かにSpotifyのフリーミアムモデルとは異なっている。Spotifyの場合、広告は入るが利用時間の制限は無い。

松浦 スポティファイについて、うちも他のレコード会社も問題視しているのは、無料会員の割合が大きいということ。6000万人のユーザーのうち75%は無料ということで、その人たちにとっては音楽はタダということになる
日経 その点、AWAは90日間は無料ですが、それ以降はお金を払うか、やめるしかない、という点でスポティファイとは違うと
松浦 基本的にはそうですね。まったく使えなくなってしまうのはまずいので、1カ月あたり1時間の無料利用枠をひとまず設けようと。お試しのフリー部分は、わずかに残ります。ですが、基本的にお客さんは360円のライトコースか、1080円のプレミアムを選ばざるを得ないという、有料会員に根ざしたサービスとなっています

 月1時間の無料利用で引き止め策となるのだろうか?

AWAが1時間/月というかなりケチった時間制限を施したのは、ユーザーは無料で利用したとしても、レーベルへの楽曲使用料は発生するからに他ならない。Spotifyが未だに赤字経営なのは、無料ユーザーが聴いた楽曲の使用料がかなりの金額になっていることが大きい。AWAでは月に1時間しか利用できないことから、楽曲使用料の支払いはかなり押さえることが可能になる。開始直後にFrreプランを付け加えたのは、有料期間開始前に脱会する方法をAWAに問い合わせたユーザーが大量にいたことを示している。当初のプランのままだと大量の脱会者が発生することが明らかとなり、急遽Freeプランを追加したことは間違いない。しかし、これがAWAへの引止め策となるとは言いがたく、会員のままサービスを利用しないユーザーが大量に残るだけかもしれない。

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