Matchした曲をDRM曲に変更してしまうiTunesのバグ

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iTunes MatchはMatchした楽曲をiTunes Storeで売られているDRMフリーの楽曲にするのだが、iTunes MatchユーザーがApple Musicを利用すると、そのデータがApple Music内のDRM付き楽曲に変換されるバグが存在していた。Appleは13日(米国時間)、iTunesのアップデートを行い、その問題を解決したことを案内した。バージョンアップの対処内容として、最初に『マッチの曲の一部をiTunesがApple Musicに間違って変更してしまうiTunes Matchユーザーの問題を解決します』と案内している。

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日本では楽曲データをサーバーにアップロードすること自体がレコード製作者の複製権と送信可能化権の侵害行為となる

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iTues StoreデータがApple Musicデータに変更される

iTunes Matchはユーザーのパソコン内にある楽曲をiTunes Storeの楽曲と照合し、Matchした場合はiTunes Store内の楽曲データに置き換え、Matchしなかった場合はユーザーの持つオリジナルの楽曲をiCloudにアップロードする。6月30日(米国時間)に始まったApple Musicでも同じような機能を提供しているが、こちらは照合するのはApple Musicの楽曲であり、Matchした場合に置き換わるのはDRM付きのデータとなる。iTunes MatchのユーザーがApple Musicを利用した場合、本来はDRMフリーの楽曲でなければならないにもかかわらず、DRM楽曲に変更されるという問題が発生していたとのこと。Apple Music開始当初からiTunes Matchユーザーから指摘されており、約半月かけてバグの修正に取り組んできたことになる。

Doropboxに置いた楽曲データはユーザー端末にストリーミング配信できる

iTunes Matchは、個人所有の楽曲をAppleのオンラインストレージであるiCloudに預かるサービスである。iTunes Storeから購入した楽曲の場合、iTunes in the Cloudというサービスが無料でiTunes Storeの楽曲に置き換えてくれる。しかし、CDからリッピングしたものや他の配信サービスから購入したものは有料となり、年額3,980円で2万5,000曲まで預かってくれる。Dropboxというオンラインストレージサービスがあるが、そこに音楽データを預けてストリーミングで利用しているユーザーはかなりいると思われる。Dropboxは5GBまでは無料で利用できるが、どうしてiTunes Matchは有料なのだろうか。有料と無料の区分点は、アップロードの主体が個人か事業者かという違いにあると考えて良い。Appleの場合、AppleのiTunesが自動的に曲の照合とアップロードを行っている。

ストリーミング配信できることはDropboxの何処にも書かれていない

日本の場合、レコード製作者に複製権と送信可能化権が認められており、アップロードの主体に関係なく、オンラインストレージに楽曲をアップロードすること自体がレコード製作者の権利を侵害しているとされている。しかし、著作権法30条の私的利用の例外が認められており、その境界を分けているのがアップロードの主体が誰か・・・・というところにあるとみて良い。アップロードを事業者が行っている場合、個人が個人的に利用する・・・という範疇を超えているとみなされることになる。しかし、アップロードの主体が誰かという事に関係なく、アップロードすること自体が権利侵害行為であるとし、JASRACはオンラインストレージ事業者から徴収をほのめかしている。従って、Dropboxは、日本においては音楽をアップロードしてストリーミング再生できることには表立っては喧伝していない。

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