日本でPlayStation Musicが始まるのは何時か?

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ソニーがMusic Unlimitedを終了し、Spotifyに乗り換えてPlayStation Musicというサービスに転換する。Music Unlimitedは世界19カ国で提供されていたが、Spotifyに切り替えることでサービスを利用できる国は世界41カ国に広がる。しかし、その41カ国には日本は入っておらず、現時点ではPlayStation Musicが何時始まるかは分かっていない。日本でもMusic Unlimitedは3月29日に終了することになっており、日本だけはPlayStation Music開始までにサービスのブランクが発生することになる。

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Music Unlimitedを止めてSpotifyを利用したPlayStation Musicにするのは正しい選択

psm

PlayStation Music

Spotify日本上陸を阻止した日本のSME

日本では肝心要のSpotifyのサービスが展開されておらず、Spotifyが日本上陸するまではMusic Unlimitedの代替サービスとなるPlayStation Musicを利用することはできない。そもそも、Spotifyの日本上陸を阻止したのは日本のSMEと言われており、SMEは自分で自分の首を絞める結果となった。日本だけMusic Unlimitedを存続させると言う選択もありえたと思うが、それは採用していない。鳴り物入りで始めたMusic Unlimitedであり、その代替となるPlayStation Musicを日本で提供しないことは考えられない。これまではSpotify上陸阻止の先頭に立っていたSMEだが、今後は上陸歓迎の旗振り役を担わざるを得ないという皮肉な結果となってしまった。

iTunes Storeへの楽曲提供まで7年かかる

SMEが世界で初めて開始した音楽配信bitmusicは、SMEが持つ楽曲のみの配信を行った。初期のレーベルゲートはレコード各社にbitmusic同様のサービスを提供するためのプラットフォームであり、CDショップを中抜きさせてレコード会社の売上とすることを狙った仕組みであった。しかし、『レコード会社によるレコード会社のための音楽配信』モデルが崩壊した後、レコード各社は名乗りを上げてきた多くの音楽配信サービスに楽曲の提供を行ってきた。そのような中、SMEは自社系の配信サービスには楽曲提供するが、それ以外にはかたくなに提供を拒んできた。AppleのiTunes Storeへの楽曲提供は、日本上陸7年後の2012年2月である。しかも、それは洋楽だけであり、周りからの批判に応じて邦楽の楽曲提供を開始したのはその9ヵ月後であった。

ライバルに楽曲提供しないことで自らの優位性を保つビジネス

自らのビジネスに保有するコンテンツを利用することには積極的だがライバルへのコンテンツ提供には応じない・・・という体質は、未だに残るSMEの根源的なものとなったようである。しかもそれは、日本のSME特有の体質に他ならない。欧米ではウォークマン向けの音楽配信CONNECTは2007年の段階で放棄しており、この時点でワールドワイドでのソニーはプロバイダーとなる道を閉ざしてコンテンツを提供する立場に立つことを選択している。しかし日本のSMEは、日本のレコード会社が自社音楽配信を取り止める中、2007年7月までbitmusicの提供を行っていた。また前述の通り、最大のライバルとも言うべきAppleへの楽曲提供を拒否してきた。そして2014年、同じ方法でSpotifyの日本上陸を阻止したのであった。

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