アナログからCD、MP3へと続く音質の退化

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先日書いたDEEZER ELITEの記事は、Jay Kogamiという人のBlogであるAll Digital Musicの記事を参考にした。その中にDeezer USのCEOであるTyler Goldmanの発言として、以下のようなコメントが紹介されていた。

多くの調査を行なってきたが、消費者はアナログレコードからCD、そしてMP3と音楽を聴くメディアの音質がどんどん退化してきたことに、かなり不満を感じています(All Digital Musicより)

この原文を探してみたが見つからず、以下のフレーズをDEEZER ELITEのプレスリリースの中に見つけた。

Music quality has gone backwards from vinyl to CDs to MP3s and Deezer Elite reverses that trend.

やはりDeezerは、アナログ⇒CD⇒MP3(デジタル音源をMP3で代表させたと思われる)とはっきり音質の退化と主張している。

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AppleはBeatsでネットワークオーディオに進出

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DEEZER ELITE Top Page

ストリーミング配信の世界でのハイレゾ

DEEZER ELITEのプレスリリースを見てもう一つ気になったのは、DEEZER ELITEのことを「The First Global Hifh-Resolution Streaming Experience」としていることである。日本では「CDクオリティを超えるもの」をハイレゾ音源とするのが一般的だが、ここではビットレート1411kbpsのものをハイレゾとしている。ビットレート1411kbpsは44.1kHz/16bitというCDクオリティそのものを指しており、日本ではハイレゾの範疇には含めない。プレスリリースをもう一度見てみると、「Enjoy music the way it was made, at 5X the top bitrate of other streaming services」とある。Spotifyのビットレートは最大320kbpsであり、それからするとDEEZER ELITEは4.4倍のビットレートとなっている。つまり、ストリーミング配信の世界では320kbpsがスタンダード音質であり、その約5倍のビットレートとなるDEEZER ELITEはハイレゾである・・・という論法らしい。

ホームオーディオに進出するApple

DEEZER ELITEの音質がハイレゾか否かは別にして、DEEZER ELITEが音質の退化を転換させるサービスであることは間違いない。しかし、更に調べてみると、DEEZER ELITEのサービスはオーディオメーカーのSONOSの機器でしか利用できないらしい。SONOSは米国のネットワークオーディオメーカーだが、米国では近年富に注目を浴びている企業らしい。そう云えば、e-onkyo musicのオンキヨーも台湾のオーディオメーカーQNAPと提携するという話がでていた。そうか・・・・AppleはBeats Musicのストリーミング技術欲しさにBeatsを買収したと思っていたが、Bears Electronicsのオーディオ機器も欲しかったのか。AppleはBeatsブランドでネットワークオーディオ機器を発売し、ホームオーディオに進出するつもりなのだろう。そこではiPhoneをリモコンのようにして使うことができ、iPhoneが目指す方向とも合致している。

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