ハイレゾのロゴをSonyのものに統一~オーディオ協会

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社団法人日本オーディオ協会は6月12日、ハイレゾの定義を明らかにすると共にハイレゾのロゴをこれまでSonyが使用していたものに統一した。ハイレゾの定義は今年3月に社団法人電子情報技術産業協会(JEITA)が発表しているが、オーディオ協会はそれを踏襲しつつ、若干の修正を加えた。JEITAはCDクオリティ(44.1kHz/16bit)を超えるものとしているが、オーディオ協会は「96kHz/24bit以上」と垣根を若干高くしている。

hi-res-logo

Hi-Res Audio Logo

ハイレゾ製品には各社各様にデザインしたロゴマークが使用されていたが、今後はSonyのものに統一される。Sonyのトップから無償譲渡の許諾を得たことから、今後はオーディオ協会が定めたハイレゾの定義を満たす商品に無償で使用することができる。

発表会の席上で日本オーディオ協会の校條亮治(めんじょう りょうじ)会長は、「日本レコード協会さんとも話はさせていただいているが、今回はハード側の定義をしっかりと決めたという形」。また、「お客さんが混乱する事になるのはよくないので、ソフト業界さんがお考えになるハイレゾ、どのように作っている音楽なのかがわかるようになれば」とも述べており、ハイレゾに関してソフト業界との若干のズレがあることを匂わせている。

恐らくこれは「ニセレゾ」の問題が念頭にあるのではないかと思われる。オーディオ協会は、デジタル音源の録音からデジタル・アナログ変換のすべての段階において96kHz/24bit以上の処理性能を要求している。しかし、CD時代以降の多くのマスターはCDクオリティ(44.1kHz/16bit)になっており、そこからハイレゾ化するためにはアップサンプリングが不可欠となっている。機械的にアップサンプリングしたものは「ニセレゾ」と呼ばれており、ハイレゾ音源とはみなさないという考え方がある。そこをどうするのか、それがソフト業界に問われているのであろう。

会長は「ソフト業界が『ハイレゾだ』と自社で認定した楽曲に対し、オーディオ業界が今回の定義などをもとに異を唱えるような事はない」とも述べており、ソフト業界に対してこの問題を早く解決するよう暗に要請しているように聞こえる。

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