ハイレゾ配信で復活するアナログマスターテープ

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クリプトンが運営するHQM Storeで、森山良子の初期アルバム6作品がハイレゾ音源として配信されている。森山良子のデビューアルバムは、1967年に発売された「この広い野原いっぱい~森山良子フォーク・アルバムNo.1」である。当然、これらのアルバムはデジタル録音であるはずがなく、アナログのマスターテープからデジタル化し直している。ハイレゾ音源の配信が注目を集めているが、それが過去の遺物と思われていたアナログマスターの復活に繋がるとは誰も予想しなかっただろう。

sutuder

SUTUDER A820 Master 2Track Recorder

昔はレコードのマスターといえばアナログのマスターテープのことであり、それがレコード会社の倉庫の棚に並べられていた。テープは劣化するので、80年代に入る頃から室温や湿度を一定に保つ専用の倉庫に保管するようになったようだ。そしてCD時代を迎えるとCDのマスターは残しているが、アナログテープは残さないようになったらしい。つまり、残っているマスターのクオリティは、CDと同じ44.1kHz/24bitのデジタルデータということだ。これでは録音し直さない限り、殆どのCDはハイレゾ化できないことになる。

森山良子とほぼ同時期、宇多田ヒカルのデビューアルバム「First Love」のハイレゾ音源の配信がスタートした。そしてこの場合も、アナログのマスターテープからハイレゾ化したことが伝えられた。しかし、森山良子と違って宇多田ヒカルの場合はCD全盛(発売日:1999年3月10日)の頃のアルバムであり、レコーディングはデジタル録音であった可能性が高い。オーディオマニアがチェックしたところ、CDと同じく20kHzあたりで有効な記録成分がなくなっているとの事。CDのデータを単純にアップサンプリングしただけの音源は「ニセレゾ」と呼ぶらしいが、96kHz/24bitで販売しながらCDクオリティに留まっている場合も「ニセレゾ」と言うべきではないか・・・・とこのオーディオマニアは述べている。ちなみに今日現在、「ニセレゾ」でGoogle検索すると、このオーディオマニアのブログがTopに来ていた。

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