Appleのクラウド、Mobile Me

Mobile Meは、iPhone 3Gと同時に発表されたAppleのクラウドサービス。MacやiPhone、iPod touch、Windows PCなどでメールやカレンダー、連絡先を自動的にアップデートして同期することができる。但し、音楽データについては同期されない。2008年7月11日にサービス開始。それまでのサービス名は.Mac(ドットマック)。

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mobile Me

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Appleのクラウドサービスは2000年から

Appleのクラウドサービスは、2000年2月にMacユーザー向けのサービスiToolsとして始まった。iToolsはオンライングリーティングカードやメールアドレス、ホームページ作成ツールなどを提供するサービスで、当初は無料で提供されていた。その後、2002年7月に.Mac二リニューアルするとともに有料化、今回のMobile Meへのリニューアルへと続いている。オンラインストレージサービスiDiskも含まれている。

Mobile Meは2012年6月で終了

現在、AppleはiCloudというサービスを提供しており、Mobile Meのサービスは2012年6月末で終了する。AppleはiCloudで各端末間の音楽データについても同期できるようにしており、iCloudは名実ともにクラウドサービスとなっている。Appleは2007年のiPhone発売以降、直接インターネットに接続できるクラウド端末を拡大してきた。iCloud登場までは音楽データの同期にはMacやWindows PCが必須であったが、現在はiCloudがMacやWindows PCの役割を果たしている。

巨大なDCを事前構築

iCloudによってAppleはクラウドをデジタルハブとする試みを完成させたわけだが、その背景にはMobile Meを運用してきた実績の積み重ねがある。Mobile Meの開始当初は障害が続出しており、90日間の無償延長なども行なわざるを得なかった。それらの経験からAppleは、ノースカロライナ州に自前の巨大なデータセンターを建築し、iCloudの稼動に間に合わせている。

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日本の音楽配信

日本の音楽配信

日本の音楽配信サービスは、欧米のそれとは大きく異なる発展をしてきた。欧米がパソコン向けのインターネット音楽配信を中心に成長してきたのに対し、日本では携帯電話向けの音楽配信が全体の9割を占めるほどの特異な状態となったのである。日本の携帯電話はガラケーと呼ばれているが、日本の音楽配信もいわばガラパゴス音楽配信ともいうべき状況を呈していた。

米国の音楽配信

米国の音楽配信

2003年4月、Appleが始めた音楽配信サービスiTunes Music Storeは、米国の音楽配信を大きく発展させることになった。Appleは2001年11月のiPod発売当初から音楽配信サービスの立ち上げを計画していたが、実際にスタートするまでには約1年半の時間が必要であった。その間、米国のメジャーレーベルは自らのイニシアティブで音楽配信を主導しようと試みたが、大いなる労力の無駄遣いであることを身にしみて感じるのにそれだけの時間を費やしたのである。