PANDORAが日本を変える

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

iTunesがPANDRAのようなサービスに乗り出すのではないか、という話題が盛り上がっている。PANDORAは2000年から米国で提供されているインターネットラジオであり、現在の登録ユーザーは1億7,500万人を超えるとされている。インターネットラジオにAppleが参入した場合、既存のサービスは大きな影響を受けることが予想される。従って、Appleの参入を伝える記事が出ると、PANDORAの株が大きく下がることになる。

PANDORA

Appleの参入が噂されるインターネットラジオの先駆者PANDORA

広告
広告336

米国もモバイル端末向けが主流に

聞けば聞くほど自分好みになるPANDORA

Pandoraは、米国で提供されている音楽のインターネットラジオサービス。ユーザーが指定した曲やアーティストを分析し、自動的に好みに合った曲を選んでストリーミング配信してくれる。更にユーザーがその曲に対して好き嫌いをフィードバックすると、それ以降の選曲に反映される仕組みも取り入れている。広告つきの無料コースとPandora Oneの有料コースがある。Pandora Oneは、年額36ドルで無制限のライセンスと、デスクトップアプリ、高音質ラジオ、頻繁にスキップできる機能が提供され、広告が表示されない。

2007年5月までは日本からも利用できた

Pandoraのインターネットラジオのサービスは、音楽配信の黎明期である2000年頃から提供されていた。現在のようなレコメンド機能を採用した無制限のストリーミング配信となったのは2007年5月、同時に米国以外からはアクセスできなくなった。日本からのアクセスも、この時点で遮断された。このようなストリーミング配信は、米国内では著作権法上の問題をクリアしているが、米国以外では取扱が異なっていることによる。

米国ではSoudExchangeが使用料を一括徴収

米国ではRIAA(全米レコード協会)がSoundExchageという機関を設立しており、ここが一括して楽曲の使用料を徴収、各レコード会社に分配している。日本の場合、このような機関がないことから、配信事業者はレコード会社と個別に交渉する必要が出てくる。また、日本ではストリーミング配信を嫌うレコード会社が多く、交渉しても楽曲提供されない例が多かった。しかし、Sonyが今年7月からストリーミング配信であるMusic Unlimitedを日本でも提供開始しており、PANDORAなどのサービスが日本でも始まる可能性が出てきている。

現在はモバイル機器で聴くのが主流に

長い間パソコン向けのサービスであったが、2008年からiOS端末やBlackBerryなどのスマートフォンでも利用できるようになった。また、Android用のアプリも用意しており、現在のユーザーの半数はモバイル端末で利用しているとされている。iPhoneなどのスマートフォンの場合、Wi-Fiや3~4G回線でいつでもどこでもインターネットに接続可能となっており、携帯ラジオでラジオ放送を聴くのと同じ感覚で利用することが可能になった。また、ラジオ放送は一方通行であるが、インターネットラジオはチャンネル数が圧倒的に多く、好みの楽曲を選択してくれる機能を搭載しているサービスも多い。PANDORAはユーザーに楽曲を勧めるレコメンドエンジンに定評があり、日本に進出すると音楽配信の国内の状況を大きく変化させる可能性を持っている。

広告
広告336
広告336

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする