iTunes Match日本上陸?

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iTunes Matchが日本でも利用可能になるらしい。昨日からGIZMODE JAPANなどが記事にしている。iTunes Matchの日本語案内ページが開設されており、サポートページも公開されているとのことである。しかし、確かにそれらしいページがあった痕跡はあるが、Appleのサイトからはたどり着けなかった。

ようやくiTunes Matchの日本上陸が実現しました。記事にしましたので覗いてください。「iTunes Match 日本」で検索すると、この記事が5-6番目に表示されて新しい記事は出てこないようです。

iTunes Match

iTunes MatchをプレゼンするSteve Jobs

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日本の権利者がiTunes Matchを許諾するのか?

iTunes in the CloudとiTunes Match

iTunes Matchは昨年11月に米国でスタートしたサービスであり、これまでに約60カ国にまで広げてきた。しかし、日本ではiTunes in the Cloudのサービスは今年の2月から利用可能となったが、iTunes Matchについては12年度中に開始予定と伝えられた後からは何の音沙汰もなかった。
iTunes in the CloudやiTunes Matchは、昨年9月にAppleが開始したiCloudで提供しているサービスである。一言で言うならば、iTunes in the CloudはiTunes Store(iTS)で購入した楽曲を同期(シンク)するサービス。それに対してiTunes Matchは、iTunes Storeから購入していない楽曲を同期(シンク)するサービスである。

パソコンに代わるiTunes in the Cloud

iOS機器内の楽曲の同期(シンク)は、これまではパソコンに接続することで行なわれていた。iPhoneやiPod touch発売前はiTSからのダウンロードはパソコンでしか行なえず、当時の同期はパソコン内の楽曲データをiPodに送るという一方通行で良かった。しかし、iPhoneやiPod touch、iPadの登場により、iTSから直接ダウンロードできるクラウド端末が増加した。この場合、楽曲データの同期は複数端末間の相互通行となる。また、ダウンロードするのにパソコンは必要ないにもかかわらず、同期するためだけでパソコンに接続しなければならない。

クラウドをデジタルハブとするステージに

クラウド端末の場合、必然的に接続するのはインターネットである。であるならば、インターネット(=クラウド)の中に同期する機能を入れれば良い、というのがiTunes in the Cloudというサービスの発想の原点である。かつてAppleは「Macをデジタルハブとする」デジタルハブ構想を 標榜していたが、iTunes Music Store登場後にWindows PCをデジタルハブに加え、そしてiTune in the Cloudでデジタルハブをクラウドに飛翔させたのである。

マッチした曲はアップロードされない

iTumes Matchは、iTSで購入した以外の楽曲をiCloud上で同期するサービスである。実際の作業手順は以下の通り。

  1. 端末内の楽曲データとiTS内の楽曲データを照合
  2. マッチした場合、iTSの楽曲データをiCloudに収納(曲数にカウントしない)
  3. マッチしなかった場合、その曲(と同じ曲)をiCloudにアップロード(上限:25,000曲)
  4. 全ての端末の楽曲データを同期する

上記の手順でポイントとなるのは、マッチした場合にはダウンロードされた楽曲がiCloudにアップロードされる訳ではないことである。同じようなサービスをAmazonやGoogleが提供しているが、こちらの場合は実際にアップロードしており、曲数に応じた時間がかかることになる。Appleの場合は楽曲情報のみがiCloudに収録され、楽曲データはiTSにあるものが使われる。

楽曲によってはアップグレードされる

マッチした場合、楽曲データはiTSにあるものが使われる。マッチした楽曲は全てが256bpsのAACファイルになることから、それより低品質なファイルの場合はアップグレードされたことになる。また、マッチした楽曲はiCloudの領域を使用しないことから、iTunes Matchの25,000曲以内という制限にはカウントされない。

マッチしなかった曲はアップロード

マッチしなかった場合、その楽曲がiCloudにアップロードされる。但し、200MB以上のファイルはアップロードされない。また、DRMで保護されている楽曲は、使用しているパソコンで再生できない場合はアップロードされない。ALACやWAV、AIFFなどのフォーマットの場合は、256kbpsのAACファイルに変換されてアップロードされる。尚、AACやMP3フォーマットで一定の品質以下のファイルは、アップロードされない。

送信可能化権が問題に

iTunes in the CloudやiTunes Matchは、楽曲データをサーバーに置く行為である。これは送信可能化権としてレコード製作者に認められた権利であり、その許諾がなければ実施できない。但し、Tunes in the Coloudの場合はiTSでダウンロードされた楽曲のみが対象であり、レコード会社にも使用料収入が発生している。また、個人所有の楽曲を個人で利用することに異議を唱えるのは、権利の乱用と捉えられかねない。従って、国内でも2012年の2月という段階で実施することができた。

楽曲使用料交渉が合意に達したか?

問題はiTunes Matchである。マッチした楽曲はiTunesで売上げが発生しており、iTunes in the Cloudと同じ条件である。しかし、マッチしなかった楽曲の場合、ユーザーが何処から得たデータかは突き止めようがない。そのような楽曲をアップロードすることは、送信可能化権に抵触する可能性は高いと思われる。しかし、要はいくら使用料を払えば良いのか、という問題であり、Appleがサイトにサービスの案内ページを用意していることは、使用料交渉が合意に達したと予測される。

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