レコチョクもDRMフリーに

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レコチョクが12日にリニューアルし、10月1日のmoraに続いてDRMフリーの音楽配信を始めた。また、同時にパソコンからのダウンロードを可能にし、moraと同様のサービスに転換した。レコチョクとmoraはこれまで活動領域を区分けしてきたが、今後はまったく同じ対象へのサービスとなった。

Recochoku

DRMフリーとなったレコチョク

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着うた・着うたフル激減でスマホをターゲットに

レコチョクは携帯電話向けを担当

レコチョクは、2001年にレコード会社5社で設立したレーベルモバイルを2009年2月に社名変更したものである。出資5社は、SMEとエイベックス、ビクター、東芝EMI(現在はEMIミュージックジャパン)、UMG。2000年にはSonyが中心となってレーベルモバイルを設立していたが、こちらはパソコン向けのインターネット音楽配信を受け持ち、レーベルモバイルは携帯電話向けに特化することで棲み分けていた。

携帯電話向けが圧倒、moraも着うたフル開始

日本の音楽配信は、2004年11月にスタートした着うたフルのサービスが他を圧倒してきた。インターネット音楽配信は全体の1割程度のシェアしかない状況が長く続いてきた。従って着うたフルの恩恵はレコチョクのみが一身に浴びることになり、レーベルモバイルは肩身の狭い思いを常に抱いていた。そこでレーベルゲートとレコチョクの担当分野の見直しが行なわれ、2007年2月以降はレーベルゲートも【音楽をモーラ】moraで着うたフルのサービスに進出した。

スマートフォン出現で縄張りが無意味に

Appleは2008年7月、日本を含む世界各国でiPhone 3Gを発売した。iPhoneは、当初はインターネット回線でしかiTSに接続できなかったが、米国では2009年1月から携帯電話回線でのiTS接続が可能となった。また、その時点では日本は携帯電話回線での接続はできなかったが、2012年2月からは日本でも接続・ダウンロードが可能となった。
このことは、これまでのダウンロードに使用する回線ごとの縄張りが無意味になったことを意味している。更に言うならば、携帯電話回線上の専用ネットワークであるiモードで提供されていたサービスが、全て存在価値を失ったことを意味している。

回線と受信端末 
 回線 携帯電話回線  インターネット
 受信端末  携帯電話 パソコン
スマートフォン      
クラウド端末      

クラウド端末の増加と共にサービスもクラウド化

これまで、インターネットに直接接続できるのはパソコンに限られていた。AppleのiTunes Storeのサービスも、当初はパソコンでダウンロードし、パソコン内の音楽データとiPodをシンク(同期)させることが必須であった。しかし、パソコン無しでダウンロードが可能となると、パソコンの機能をインターネット上のサービスが担わざるを得なくなる。Appleは2011年10月に米国でiCloudサービスを開始したが、その中の最大の機能はiTunes in the cloudであった。文字通り、iCloudの中にiTunesの機能が入ったものであり、サービスのクラウド化に他ならない。

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