Music Unlimitedをめぐる3つの課題

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Sonyが7月3日に日本でスタートさせたMusic Unlimitedだが、いくつかの課題が浮かび上がってきた。筆者なりにまとめると、以下の3点となる。

  1. 大半が洋楽であり、邦楽は1,000万曲中の数万曲しかない
  2. コーデックが着うたフルなみのHE-AAC 48kbpsでしかない
  3. 月額1,480円は欧米と比べても高い
musicunlimited

Music Unlimited

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1.大半が洋楽、邦楽は1,000万曲中の数万曲しかない

ストリーミング配信する楽曲は、EMIミュージック・ジャパン、ソニー・ミュージックエンタテインメント、ユニバーサルミュージック、ワーナーミュージック・ジャパンなどのメジャーレーベル系のレコード会社を中心に1,000万曲集めている。洋楽についてはメジャーレーベルが欧米のストリーミングサービスに楽曲提供しており、日本のサービスに楽曲提供しない正当な理由は無い。しかし、邦楽を中心に展開しているエイベックスなどが楽曲提供に応じておらず、1,000万曲という割には邦楽はかなり貧弱なものとなっている。SMEの楽曲は一部含まれているようだが、親会社が始めたサービスであることを考えるとSMEはSonyの意向に率直に従っているとは思えない。 ストリーミングによる音楽配信は、国内でもヤマハのMySoundやMTIのMusic.jp streamなどが提供されてきた。しかし、楽曲提供に応じているのはユニバーサルミュージックぐらいしかなく、いずれも邦楽の楽曲は少ない。ユニバーサルミュージックはMusic Unlimitedにも楽曲提供しており、サービス開始日の7月3日に「洋・邦楽曲約37万曲提供」という内容のプレスリリースを出している。

Sonyは順次邦楽の品揃えを強化するとしているが、自分の子会社でさえ引き入れられないのに他のレコード会社を巻き込むことは難しいといわざるを得ない

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