Spotifyの有料会員5,000万人超、問題は無料会員数!?

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Spotifyは3月2日、有料会員数が5,000万人を突破したことを発表した。しかし、無料の会員数はどうなっているのだろう。Spotifyは2016年6月に月間アクティブユーザー数が1億人を超えたことを発表したが、それ以降はアクティブユーザー数については言及していない。Spotifyのようなフリーミアムモデルの場合、有料会員数が最も重要なのは間違いないが、利益を考える場合には無料会員数も重要な要素となる。

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有料会員数5,000万人超でSpotifyは2017年中のIPOができるのか否か!?

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有料会員を5,000万人超としたSpotify

有料会員数が3,000万人でもSpotifyは赤字体質!?

Spotifyの有料会員は2016年3月に3,000万人を超えているが、Wall Street JournalによるとSpotifyは新たに10億ドルを借り入れている。つまり、有料会員を3,000万人獲得しても、Spotifyの赤字体質は続いていることを意味している。

3,000万人の有料会員でSpotifyの赤字体質は?
Spotifyの有料会員数が3,000万人となったらしい。Spotifyから公式に発表があったわけではないが、CEOのDaniel Ek氏が...

Spotifyの月次価格が10ドルとすると、3,000万人の有料会員だと月3億ドル、年間だと36億ドルになる。Wall Street Journalの記事によると、10億ドルの借金はIPOを前提としたものらしい。同年7月には2017年後半にSpotifyがIPOを予定していることが報道された。

無料ストリーミングであっても楽曲使用料が発生!!

今日の記事のポイントは、ストリーミング配信の場合は無料であっても楽曲使用料が発生することにある。また、有料配信は売上の一定割合の楽曲使用料が発生するが、無料配信の場合は1曲当たりの定額となる。もちろん、その絶対額はかなり少なく、それが不満で楽曲提供を拒否しているアーティストも多い。しかし、うん千万のユーサーが月間何百回も再生することを考えると、発生する楽曲使用料は決してバカにならない額となる。もちろん広告料収入が入る訳だが、それで楽曲使用料をまかなうほどの額ではないだろう。広告料収入を増やすためには更に無料会員を増加する必要があり、更なる楽曲使用料の増大につながる。

無料会員数が分かればSpotifyの損益分岐点を予測できる!?

ちゃんと調べたわけではないので明確な数字は手元に無いが、米国の場合は有料ストリーミングでの楽曲使用料と無料ストリーミングでの楽曲使用料の計算式はほぼオープンになっている。従って、有料会員数と無料会員数が分かれば売上高とが曲使用料を試算することが可能である。他のコストも試算する必要があるが、損益分岐点を予測することが可能となる。つまり、SpotifyのIPOが2017年中に可能かどうかが予測できることになり、投資家にとっては、また投資家に情報を提供するアナリストにとっては重要な情報であることは間違いない。恐らく、であるが故にSpotifyはアクティブユーザー数を公表しなかったのであろう。

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