AWAの有料会員数はこのサイトの独自試算で30万人!?

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自らのサービス開始を優先してSpotifyの日本上陸をストップさせたAWAだが、有料会員数はどうなっているのだろうか。AWAは、聴き放題となるStandard(月額960円)と聴き放題だがプレイリストが作れないLite(月額360円)の二つの有料プランがある。また、Liteプランを月に60分だけ利用できる月額ゼロ円のFreeプランがある。そのいずれのプランも会員数を公表しておらず、別の公表数字から推定するしかない。

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AWAが発表した累計再生回数を使って独自に試算してみた

awa

AWA

2015年12月の20億回から1カ月強で2億回増加

AWAの公表数字を探してみると、累計再生回数とアプリのダウンロード数の数字が見つかった。2015年12月末に『累計再生回数20億回を突破し、ダウンロード数が650万を超えた(12/25)』ことを発表したほか、今年に入った2月に『累計再生回数が22億回(2/9)』、『ダウンロード数が700万を突破(2/16)』したことを伝えている。ここで着目したいのは累計再生回数である。去年から今年にかけての1カ月強での再生回数は、3プラン全体で2億回ということになる。ここでユーザー1人当たりの再生回数が分かれば、アクティブユーザー数を推定できる。もちろん、そんな数字はAWAからは発表されておらず、仮の数字を置くほかはない。

月平均再生回数を10回として試算

AWAは聴き放題サービスであることから、ユーザーは音楽のヘビーユーザーであることは間違いない。10曲未満であることは考えられず、1日に10曲以上や20曲以上、日によっては30曲以上聴いているに違いない。仮に1日当たりの平均再生回数を10回とした場合、月に直すと300回ということになる。2億回をこの数字で割ると約67万人という数字がでてくる。平均再生回数が20回だと約33万人に半減する。アプリのダウンロード数が累計700万あったとしても、アクティブユーザーとして残っているのはその約10%以下でしかない。しかし、この数字はアクティブユーザー数であり、有料会員以外にFreeプランの会員と無料お試し期間中のユーザーが含まれている。

今年の2月時点の無料お試し会員は最低でも50万人

AWAは入会後3カ月は無料で利用でき、3カ月経過後も無料のFreeプランが選択できる。Freeプランは月間60分という利用制限があることから、Freeプランを選択してAWAに居残るユーザーはそう多くは無いだろう。しかし、昨年末から2月にかけてアプリを新たにダウンロードした会員は、無料のお試し期間中であったことは間違いない。この人たち全員がアクティブユーザーだったとすると、67万人中の50万人が無料会員であり、残りの17万人が有料会員であったことになる。但し、昨年末時点でAWAがスタートして7カ月経過しており、全員が音楽のヘビーユーザーであるとは考えられない。つまり、平均再生回数は10回未満と考えられることから、それを5回として計算してみる。そうすると『50万人×150回=0.75億回』となり、『2億回-0.75億=1.25億回』が有料会員による再生回数となる。これは2億回の62.5%であることから、『67万人×62.5%=42万人』で有料会員の数字が求められる。

累計再生回数とアプリダウンロード数発表は取り止め

いずれにしても、700万人からのユーザーを集めたにもかかわらず、有料会員として残っているのは多い方の試算でも42万人、700万人の6%しかいないという結果になった。恐らく、この数字より大きいということは無いだろう。ここでは少ない方の数字との間を採って、独自の予想数字として30万人としておく。尚、簡単にアクティブユーザー数の推計ができることから、累計再生回数については今年2月以降の発表は無い。また、アプリのダウンロード数についても発表されておらず、こちらは数字が落ち着いてきたのであろう。AWAは6月24日、リコメンド機能の拡充やUI刷新などの大型のリニューアルを行った。しかし、それが課金転換率の向上につながるか否かは見通せず、Spotifyの日本上陸が時間の問題とされる現在、今後も苦しい戦いが続くことだろう。

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