携帯プレーヤー撤退企業

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大手メーカーのPDP撤退状況を紹介したが、今回は2005年当時に参入していた専業メーカーやPC周辺機器メーカーの撤退状況を紹介する。

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SAEHAN/mpman

参入:1998年5月(輸入販売) 撤退:2005年

韓国のSAEHAN(セハン)が1998年2月に米国で発売したmpman MP-F10が世界初のPDPとされている。しかし、開発したDigitalCast社がダイアモンド・マルチメディア・システムズ(後のRio)に買収されたことから、MP-F10の後継機はRio PMP300として発売された。mpmanのブランドは同名の会社が引き継ぎ、 国内では丸紅インフォテック(現:シネックスインフォテック)が代理店となっていた。2005年の代理店契約解消とともに国内での販売は終了した。

ダイアモンド・マルチメディア・システムズ/Rio

参入:1998年12月 撤退:2005年8月

米国のダイアモンド・マルチメディア・システムズは1998年9月、韓国のDigitalCastが開発したPMP-300を米国で発売した。PMP-300の国内発売は、1998年12月。ダイアモンド・マルチメディア・システムズは、1999年6月にRio Portを分社化した。Rio Potは音楽配信事業を展開する部門であり、それ以降はRioの販売も手がけた。ダイアモンド・マルチメディア・システムズは、2000年にソニックブルーに社名変更した。Rio Portは2002年10月、米Ecastと合併して社名はEcastとなった。同時にRioの扱いはソニックブルー(旧ダイアモンド・マルチメディア・システムズ)に戻ることとなった。しかし、ソニックブルーは2003年3月に倒産、Rioブランドの事業はD&Mホールディングスが引き継いだ。
AppleのiPodの発売は2003年11月、それほど大きくなかったPDPの市場で急成長し、2004年から2005年にかけて市場をほぼ独占する状況となった。Rioの事業はその影響をまともに受け、 D&Mホールディングスは2005年8月にRioの事業から撤退することを発表した。

rio pmp300

1998年に国内発売されたRioのPMP300

シーグランド/SEAGRAND

参入:1999年11月 倒産:2007年4月

シーグランドは、1999年11月に設立された日本の企業。設立当初からSEAGRANDブランドのPDPの販売を行なってきたが、2005年11月には倒産したNHJの営業権を引き継ぎ、NHJブランドのPDPの販売も行なっていた。しかし、2007年4月に倒産した。

mpio/mpio

参入:2001年 事業停止:2008年12月

mpioは韓国の企業。国内代理店はアドテック 、2001年から取り扱ってきた。しかし、2005年4月にmぴおが日本法人を設立、以降はmpioが直接販売を行なってきた。2008年12月に世界不況の影響で親会社の資金調達が難航、それを理由に国内での事業を終了させた。

NHJ/V@mp

参入:2001年? 倒産:2005年8月

NHJは香港を本拠とする企業、2003年までiriverの国内代理店を務めていた。 iriverが国内法人を設立した後、自社ブランドV@mpを立ち上げた。また、2004年11月にはリッスンジャパンと提携してNHJ Music Storeの開設も行ったが、2005年8月に自己破産した。NHJの事業はシーグランドが受け継いだが、シーグランドは2007年4月に倒産した。

マイルストーン/GROOVOX

参入:2003年 撤退:2006年

台湾や韓国でOEM生産したPDPを 自社ブランドのGROOVOXで2003年から展開していた。しかし、2006年以降は新製品を発売しておらず、事実上撤退している。

Jungsoft/MUZIO

参入:2003年 撤退: 2007年

韓国のJungsoftが製造したMUZIOは、2004年まではトーエイが国内代理店であった。しかし、2005年にトリカ(東海理化販売)に変更された。トリカは、2003年10月からOTOという自社ブランドでPDPを販売していた。

AVC Technology/SIGNEO

参入:2004年12月 撤退:2008年3月

AVC Technologyは香港の企業。2004年12月にRioを国内代理店としてSiGN(サイン)ブランドで国内進出した。2005年5月にはRioとの契約を解消、日本法人AVC Technology Japanを設立。同時にSIGNEOブランドの製品を投入した。しかし、競争激化の中で国内直接販売からは撤退することになり、2006年5月には従業員出資の新会社であるシグネオ・マーケティングに事業を移管した。尚、シグネオ・マーケティングの事業も2008年3月末で終了している。

SIREN/SIREN

進出:2006年6月  撤退:2009年

SIREN(サイレン)は、Rioに在籍していたメンバーが米国で設立した企業。2006年6月に日本法人を設立したが、2007年6月に営業権をiriver japanに譲渡した。iriver japanはマウスコンピューターに吸収合併されたことから、現在はマウスコンピューターがSIRENブランドの製品を扱っている。しかし、2007年当時のPDPの市場は伸び悩んでいる状況にあり、SIRENブランドのPDPはあまり投入されなかった。

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